「葬送のフリーレン」の勇者一行、ネモフィラ畑に現る 名場面にちなんだコスプレが「これを花畑を出す魔法か」と23万いいね

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2024年04月30日 21:33  ねとらぼ

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ねとらぼ

なんと絵になる……(画像提供:菫さん)

 名物のネモフィラ畑が見ごろを迎えた国営ひたち海浜公園で、「葬送のフリーレン」の勇者パーティが目撃され、X(Twitter)で広く注目を集めています。コスプレで新旧のフリーレン一行が勢ぞろい!


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●きっかけは遠くから撮影されたネモフィラ畑の勇者一行


 話題のきっかけはピザさんが撮った、一面に広がるネモフィラの向こうに立つフリーレンの後ろ姿。その右手にはヒンメルとハイターの“過去の仲間”、左手にはフェルンとシュタルクの“現在の仲間”が写り、時代を超えたパーティを組んでいます。


 フリーレンが習得した魔法の1つ、「花畑を出す魔法」を思わせるショットは、「その魔法使いのおかげでこの花畑があるんですよね」「ここにも勇者の像が作られるのかな」「アイゼンはどこ?」などと話題に。投稿は拡散されるうちに、コスプレした本人の目に留まることとなりました。


 そうして名乗り出たのが、ヒンメルを担当した菫さん。ヒンメルの故郷に咲く花のエピソードにちなんだ撮影をしようと、「蒼月草」に似たネモフィラが有名なひたち海浜公園を訪ねたのだそうです。


 菫さんが自分たちで撮った写真を公開すると、勇者パーティはあらためて話題に。旅の仲間たちが花冠(編注:あらかじめ用意した小道具)をフリーレンにかぶせる、名場面をほうふつとさせるショットは、約3万リポストされ23万のいいねがつくなど、大きな反響を呼びました。ピザさんの投稿には写っていなかったアイゼンも、ちゃんといる!


 詳細を聞いたところ、菫さんは中国のコスプレイヤーで、フリーレン担当のyeyezzzさんとハイター担当のAKWAさん、カメラ担当の六褐さんと橘仔さんは、他作品で知り合ったコスプレ仲間。撮影にあたって募集をかけたところ、フェルン担当のリカリカさんとシュタルク担当のハヤシライスさんが参加して、パーティが結成されたということです。


●周囲からは温かい声援も


 撮影で苦労したのは、公園への許可申請(※)。中国では基本的に撮影許可の必要がないのだそうで、ゼロから勉強したといいます。電話では言葉を誤って非礼になりかねないからと、コンタクトは主にメールを使用。「おかげさまで日本語がうまくなりました」と、菫さんは語ります。


 撮影中は周囲から「フリーレンだ〜!」と呼ばれたり、一緒に撮りたいと声をかけられたり、温かい目で見てくれるかたが多かったとのこと。知らぬ間に撮られての拡散には困惑したものの、本人からダイレクトメッセージで連絡があり、「真正面からでなければいいかな」ということで落着したそうです。


 ネットでの反響では「アイゼンがいない」との声が印象だったそうで、「最終的に『ちゃんといますよ』と伝えられて良かった」と、菫さん。小柄でコスプレが難しそうな、アイゼンの正体については「秘密です」とのことでしたが、もしかすると、フリーレン担当のyeyezzzさんが投稿したヘッドトルソーの写真に、謎を解く鍵があるかもしれません。


※国営ひたち海浜公園では結婚式の前撮りや少人数でのコスプレ撮影に対して、撮影のルールを守る限りは特別な許可申請は必要ないとしています。


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