開幕前の負傷から268日…カディス戦で復帰を果たしたクルトワ「11対11の試合は9カ月ぶりだった」

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2024年05月05日 10:30  サッカーキング

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カディス戦で復帰を果たしたクルトワ [写真]=Getty Images
 レアル・マドリードに所属するベルギー代表GKティボー・クルトワがカディス戦を振り返った。4日、クラブ公式サイトが同選手のコメントを伝えている。

 ラ・リーガ第34節が4日に行われ、レアル・マドリードとカディスが対戦した。試合は、前半からレアル・マドリードが主導権を握ってスコアレスのままハーフタイムを迎えると、51分にブラヒム・ディアスが先制点をマーク。68分にはジュード・ベリンガムが追加点を奪い、後半アディショナルタイムにもホセルが勝負を決める3点目を挙げた。結局、試合は3−0でレアル・マドリードが勝利を収め、遅れてキックオフしたバルセロナがジローナに敗れたことで、4試合を残しながらのリーグ優勝が確定した。

 今シーズン開幕前に左ひざ前十字じん帯を断裂する重傷を負い、戦列復帰が近づいていた3月19日に右ひざの内側半月板を断裂したことで、再度離脱していたベルギー代表GKティボー・クルトワ。カディス戦で先発した同選手は、「勝利とクリーンシートに満足している。シーズンを通して戦ってきた末の勝利だ」と白星奪取を振り返り、「レアル・マドリードの選手だと感じられるのはとても嬉しいことだし、今日はファンからたくさんの愛情をもらったからなおさらだ。いつも感謝しているよ」と復帰の喜びと感謝を口にしている。

 また、「予定では3月にトレーニングマッチをするはずだったが、残念ながら半月板を切ってしまって、今はチームと一緒に練習しているだけ。11対11の試合は9カ月ぶりだった」と明かしつつ、「でも気分は良かったし、スペースもよく読めた。忘れてはいなかったね。パスは少し慣れる必要がある」と手応えと課題を告白。最初の負傷から268日が経過しての復帰に対しては、「この日を何度も想像していた。最初はシーズンが終わったと思った」と当時を回想しつつ、「復帰の可能性をカディス戦に合わせていたが、とても調子が良かったから前倒しすることもできた。この不運で、今シーズンプレーできるかどうかわからなかったが、チームを助けるために必要な場合に備えてここにいる」と力強く語った。

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