人材サービス業界の年収は高い？　ランキング3位ツナググループ918万円　2位はナレルグループ1047万円

日本国内540万社の企業情報を網羅した日本最大級の営業データベース『SalesNow DB』を運営する株式会社SalesNow（東京都渋谷区）は、このほど「上場企業における人材業界平均年収ランキングTOP10」を発表しました。その結果、平均年収が最も高かった企業は、総合的な人材派遣サービス事業などを手掛ける「株式会社リクルートホールディングス」（1138.9万円）となりました。

【写真】人材サービス業界年収ランキング

ランキングは、2023年4月〜2024年4月の期間に、同データベースから商業登記や不動産登記、税務署の公示データ、官報公告記事、官公庁企業で公開されている情報や、ホームページやSNSで自ら公開している情報をもとにデータを抽出し・ランキング化したといいます。そのほかの結果は以下の通りです。

▽上場企業における人材業界平均年収ランキングTOP10

【1位：株式会社リクルートホールディングス（1138.9万円）】
総合的な人材派遣サービス事業や販促事業などを手掛けるリクルートグループの持株会社です。人材派遣は日本・欧州・米国・豪州で展開し、事務職や製造業務・軽作業、各種専門職などさまざまな職種で展開しています。

【2位：株式会社ナレルグループ（1047.7万円）】
建設業向けアウトソーシング事業を手掛けるワールドコーポレーションと、IT業界向けアウトソーシング事業を手掛けるATJCを子会社に持つ持株会社です。人材派遣だけでなく社員の教育・育成にも力を入れています。

【3位：株式会社ツナググループ・ホールディングス（918.3万円）】
企業の人事課題を解決するため、採用業務支援（RPO）と採用コンサルティングサービスを行っている企業です。採用代行から人材派遣、求人メディアの運営、システム開発などの事業をワンストップで展開しています。

【4位：アクシスコンサルティング株式会社（863.3万円）】
人材紹介とコンサルティングを行う企業です。 正社員紹介からフリーコンサルタントへの案件紹介、スポットの副業紹介など、さまざまな事業を展開しています。コンサル人材は、大手在籍者が多数登録しているのが特徴です。

【5位：株式会社ジェイエイシーリクルートメント（843.4万円）】
インターナショナル領域などで活躍する管理職人材や、スペシャリスト人材などの領域に特化した人材紹介サービス企業です。特にグローバル・海外関連の領域では、業界内で圧倒的なシェアを確立しています。

【6位：パーソルホールディングス株式会社（727.2万円）】
パーソルテンプスタッフをはじめとする総合人材サービス提供企業を統括する持株会社です。中核事業の人材派遣やBPOのほか、アウトソーシング、コンサルティングなど、さまざまなサービスを手掛けています。

【7位：株式会社ハウテレビジョン（700.5万円）】
人材プラットフォームサービスなどを手掛ける企業です。新卒採用プラットフォームの「外資就活ドットコム」、中途採用プラットフォームの「Liiga」、採用代行の「ログリオ」、新型質問箱サービスの「mond」を展開しています。

【8位：株式会社ウィルグループ（651.7万円）】
人材派遣、業務請負、人材紹介等を展開するグループの持株会社です。セールス分野・コールセンター分野・ファクトリー分野・介護ビジネス分野など、カテゴリに特化した領域でのビジネスを国内外で展開しています。

【9位：テクノプロ・ホールディングス株式会社（648.1万円）】
テクノプロなどの人材派遣会社を統括する持株会社です。大手製造業を中心に、情報産業、化学・製薬メーカー、建築業界、官民の研究機関、大学研究室、公共団体などにエンジニアや研究者を多数派遣しています。

【10位：株式会社クイック（648.0万円）】
人材と情報の2つの事業を展開する企業です。人材事業では、採用企業と求職者のマッチングサービスを柱としています。情報領域では、人事関連のWebサイトやイベントを運営。北陸地域での出版・Web事業も展開しています。

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【出典】
▽SalesNow DB

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