隣で聞いていた母が興奮する私を制し、心配そうに姉に話しかけます。
「ユウスケさん(姉の夫)には今回のことちゃんと伝えたの……?」「……うん。たぶん伝わってると思う」
姉はまた当日のことを話してくれました。
「話にならないから行こうって、ユウスケが違う部屋に通してくれたんだけど、それでもミキさんの声が聞こえてきて。結局最後は車に避難してた」
義兄が姉を擁護していたことに、少し安心しました。それでもミキさんの言動には納得できませんが……。
「私も若い頃はナツミにそっくりだったけれど、今はご覧の通り!」「ええ〜!」姉と私は驚きました。
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確かに母の言う通り、姉が強くなるのが一番だと思いますが……今日明日には無理ですよね? 私だって明日から大人しくなれと言われても、無理だと思います。もしかしたら人の性格なんて一生変わらないかも。
だからこそ、放っておくべきではないし、姉の性格が変わるまで待っているなんて悠長なことも言っていられません。私はミキさんに塩をまきたい。
【第3話】へ続く。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・物江窓香 作画・べるこ
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