U−17日本女子代表、アジア杯決勝トーナメント進出を決める! U−17豪州女子代表から4−1で勝利

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2024年05月10日 22:46  サッカーキング

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写真は日本女子代表のユニフォーム [写真]=Getty Images
『AFC U17女子アジアカップ インドネシア2024』のグループB第2節が10日に行われ、U−17オーストラリア女子代表とU−17日本女子代表が対戦した。

『FIFA U17女子ワールドカップ(W杯)』出場を目指すU−17日本女子代表。U−17タイ女子代表との初戦を4−0で勝利したU−17日本女子代表は、先にキックオフを迎えたU−17中国女子代表が勝利したため、この一戦で白星を収めると決勝トーナメントへの進出が確定する。対するU−17オーストラリア女子代表は初戦を0−3で落としており、負けられない状況で今節を迎えている。

 試合は、開始早々の3分にU−17日本女子代表がスコアを動かす。最終ラインでボールを持ったセンターバックの太田美月が、自陣から右足で大きなフィードを蹴り入れる。最前線で待ち受けていた佐藤もも・サロワンウエキが胸トラップから反転してマーカーを振り切り、ボックス内へと運びながら冷静にネットを揺らし、大きな先制弾を奪った。

 勢いに乗るU−17日本女子代表は、11分に右サイドからボールを繋いで左サイドに展開し、ライン際に張っていた牧口優花にボールが渡る。ワンタッチで縦に流したパスに菊地花奈が抜け出してクロスを送ると、ゴール前に駆け上がってきた佐藤が落ち着いて流し込み、U−17日本女子代表が追加点を獲得した。

 さらに、相手選手の負傷による中断が明けた65分には、再び太田が右足でロングフィードを供給。最終ラインの背後に放たれたボールに眞城美春が抜け出すと、冷静にGKをかわしてゴールに決め、リードを3点に広げた。80分には、相手のクリアを拾った眞城が平川陽菜に繋ぎ、ゴールから離れた位置で右足を一閃。鮮やかなミドルシュートは不規則な軌道を描きながら枠に吸い込まれ、U−17日本女子代表が4点目を挙げた。

 後半アディショナルタイムにはPKから失点を喫したものの、4−1でU−17日本女子代表が勝利。決勝トーナメントへの進出を確定させた。次節は13日に行われ、U−17日本女子代表は首位突破をかけてU−17中国女子代表と対戦する。
 
【スコア】

U−17オーストラリア女子代表 1−4 U−17日本女子代表

【得点者】

0−1 3分 佐藤もも・サロワンウエキ(U−17日本女子代表)
0−2 11分 佐藤もも・サロワンウエキ(U−17日本女子代表)
0−3 65分 眞城美春(U−17日本女子代表)
0−4 80分 平川陽菜(U−17日本女子代表)
1−4 90+6分 インディアナ・ドス・サントス(U−17オーストラリア女子代表)

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