「バッティングは“頑固”というか、狙い球を決めたら…」月間MVP受賞のヤクルト・サンタナの打撃を齊藤明雄氏が解説

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2024年05月11日 06:11  ベースボールキング

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ヤクルトのサンタナ (C) Kyodo News
◆ 来日4年目で初受賞に

 日本野球機構(NPB)は10日、3・4月度の「大樹生命月間MVP賞」を発表。セ・リーグはライデル・マルティネス投手(中日)、ドミンゴ・サンタナ外野手(ヤクルト)、パ・リーグは伊藤大海投手(日本ハム)、柳田悠岐外野手(ソフトバンク)が受賞した。

 セ・リーグ野手部門で受賞となったサンタナは来日4年目で初受賞に。3・4月はリーグトップの打率.348、さらにはこちらもリーグトップの得点圏打率.476を記録するなど、ここ一番の勝負強さを発揮した。
 
 パ・リーグ野手部門で受賞した柳田は、2021年9月度以来、9度目の受賞に。3・4月はリーグトップの打率.323と強力打線をけん引。4月29日の西武戦では劇的なサヨナラ3ラン本塁打を放つなど、チームを3試合連続のサヨナラ勝利に導いた。

 “恐怖の5番”としてヤクルト打線を支えているサンタナについて、10日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した解説者の鳥谷敬氏は「もう日本も長いですから、年々慣れてきていると感じますし、どのボールにも対応してくるので、ピッチャーはかなり苦労しますよね」とコメント。

 同番組に出演した齊藤明雄氏は「今季からレフトになって心配だったんですけど、無難にこなしているなという感じですよね。バッティングは“頑固”というか、狙い球を決めたらそればかりを待っているという感じですよね。それが良い結果に繋がっていると思います」とポジション変更について触れつつ、サンタナの打撃について解説した。


 また9度目の受賞となった柳田について、齊藤氏は「この成績はいつも通りかなという感じですよね。今年は4番に山川が入って、近藤も5番にいますし勝負をしてもらえてます。なのでその分ヒットが出ているのかなと思いますね」とコメントした。


☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』
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