ウィリアム皇太子、国王の任務を引き継ぎ陸軍航空隊の新司令官に ヘリを操縦する姿に「真のパイロット!」の声

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2024年05月15日 14:31  Techinsight Japan

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ジョイント公務を行ったチャールズ国王とウィリアム皇太子。皇太子は父である国王から、英陸軍航空隊の名誉連隊長の役職を引き継いだ(『The Prince and Princess of Wales Instagram「Today
チャールズ国王とウィリアム皇太子がジョイント公務を行い、英陸軍航空隊名誉連隊長の役職を引き継ぐセレモニーを行った。父の役目を継承した皇太子は、迷彩柄のユニフォームに着替えるとアパッチ・ヘリコプターの操縦席に座り、ヘリを飛行させた。この姿に王室ファンからは、「父と息子の特別な瞬間!」「真のパイロット!」といった声が寄せられている。

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現地時間13日、チャールズ国王とウィリアム皇太子が、英ハンプシャー州ミドルウォロップにある陸軍航空センターを公式訪問した。

センターでは、国王が31年間務めてきた英陸軍航空隊の最上位の名誉連隊長の役職を、王位継承者であるウィリアム皇太子に引き継ぐセレモニーが行われた。陸軍航空隊は英陸軍の戦闘航空部門だ。国王は2023年8月、皇太子が陸軍航空隊の名誉連隊長に就任することを発表していた。

国王はヘリコプターで陸軍航空センターに到着し、ウィリアム皇太子と合流。親子はアパッチ・ヘリコプターの前に立つと、国王が皇太子に陸軍航空隊のベレー帽とベルトを手渡し、名誉連隊長の任務が正式に引き継がれた。


その後、国王はスピーチを行い、役職を引き継いだウィリアム皇太子への期待をこのように語った。

「ウェールズ公が新司令官となり、みなさんが今後、ますます力をつけていくことを期待しています。素晴らしいことに、彼は実に優秀なパイロットだ。それは心強いことです。」

ウィリアム皇太子はかつて英空軍の捜索救助隊のパイロットとして、アングルシー島にあるバレー空軍基地で3年間を過ごした。

さらに国王は、航空隊の兵士達に向けて「これまでの長い間、みなさんと関わってきたことがどれほど私に誇りを与えたくれたかは、言葉では言い表せません」と感謝を述べた。

そして、ウィリアム皇太子に陸軍航空隊のスカーフが贈呈されたほか、キャサリン皇太子妃へのタータンチェックのショール、ジョージ王子(10)、シャーロット王女(9)、ルイ王子(6)のために用意された木製模型のヘリコプター3機が手渡された。

その後、皇太子は迷彩柄のユニフォームに着替えてブルーのベレー帽を被ると、陸軍航空隊の活動についての説明を受け、訓練機と作戦機を視察した。そしてアパッチ・ヘリコプターの操縦席に座り、ヘリを飛行させる姿を見せた。


ケンジントン宮殿の公式SNSがセレモニーの様子を公開すると、王室ファンからはこのようなコメントが届いた。

「ウィリアム皇太子とチャールズ国王がジョイント公務をする姿が見られるなんて、嬉しいことだ。特に皇太子のパイロット姿には感激したよ。」
「真のパイロットであり、素晴らしい未来の国王。ウィリアム皇太子がユニフォームを着てヘリコプターを操縦し、祖国への義務を果たしている姿は素敵だわ。」
「なんて素晴らしい、父と息子の特別な瞬間! おめでとう、ウィリアム皇太子!」



画像は『The Prince and Princess of Wales Instagram「Today, at the Army Aviation Centre in Middle Wallop,」』より
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)

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