元AKB48の“俳優”野呂佳代、40歳で得た“存在感”あえて「プライドはない」

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2024年05月15日 16:00  ORICON NEWS

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40歳で得た“存在感”について心境を明かした野呂佳代(C)ORICON NewS inc.
 俳優・タレントの野呂佳代(40)が15日、大阪・カンテレで行われたドラマ『アンメット ある脳外科医の日記』(毎週月曜 後10:00)取材会に出席し、多ジャンルで活躍する心境を語った。

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 杉咲花主演の同作は、講談社『モーニング』で連載中の同名漫画を、主人公を変更して実写化。“記憶喪失の脳外科医”川内ミヤビが、目の前の患者を全力で救い、自身も再生していく医療ヒューマンストーリー。野呂は、ミヤビを支える麻酔科医・成増貴子役。セリフの多いキャラクターではないが、視聴者から「安心感がすごい」「こんな人と働きたいNo.1」といった声が寄せられるなど、存在感を発揮している。

 AKB48やSDN48を経て、俳優としてのキャリアも長いが、撮影前後は「ずっと不安」とはにかむ。今作では、杉咲らの現場での姿に感嘆し「(自分は)無知でして…。みなさんがどうやって制作に関わっているか知らなくて、お恥ずかしい限り」と謙そんした。

 その上で「存在していることをちゃんと確認してくれていたらうれしい」と反響を喜び、しっかり者の麻酔科医キャラについて「体がしっかりしているので得だな」と笑顔を見せた。

 「育てていただいたAKB48があって、そこから30代でめちゃくちゃ苦しんで、なんとか40歳で、こんなにたくさんの人がいる前でお話できている」としみじみ語り、「プライドはないですから」とさらり。「ジャンルを絞ったほうがいいよ」とアドバイスされたこともあったというが、「なんでもかんでも全力でやってたら、どうにかできることあるだろう」とたどり着いた現在地。多彩な仕事や日常で「その時、その時の自分でいられることが楽しい」と語った。
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