2020年に閉店した老舗洋菓子店「コロンバン」のサロン・ド・テが原宿に復活

　老舗洋菓子店のコロンバンが、サロン・ド・テ「コロンバン原宿サロン」を渋谷区神宮前に再出店すると発表した。開店日は7月19日。

　コロンバンは、日本初の本格的なフランス菓子店として1924年に創業した。その後、1967年に原宿本店サロンをオープンし、「原宿焼きショコラ」や「原宿ロール」など地名にちなんだ洋菓子を販売していたが、今年4月に開店した渋谷区神宮前6丁目の再開発に伴い2020年に一時閉店。その後、2023年4月にテイクアウト専門店「コロンバン原宿」を明治通り沿いに開店し、規模を縮小する形で営業していたが、創業100周年を迎える今年、サロン・ド・テ業態として復活することを決めた。
　新店舗では、座席数44席、テラス席12席の店内で、「スペシャルな非日常」をコンセプトにしたスイーツや料理を提供する。スイーツは、アップルパイやアイスモンブランなど既存のメニューに加え、自社養蜂の「原宿はちみつ」をかけるスフレパンケーキやプリンなどの新作メニューのほか、コロンバンでは初となるアフタヌーンティーをラインナップ。フードメニューは、自社農場で無農薬栽培した野菜を使用した自家製ローストビーフ丼やグラタンとクロックムッシュのプレート、ミックスサンドイッチなどを用意する。テイクアウトメニューでは、生菓子や焼き菓子など約40アイテムを取り揃える。

■サロン・ド・テ「コロンバン原宿サロン」開店日：2024年7月19日（金）所在地：東京都渋谷区神宮前6-29-4 原宿こみやビル1F営業時間：10:00〜21:00　※日曜・祝日は20:00まで