鷹・和田毅の快投2勝目を齊藤明雄氏絶賛「緩急のつけ方、攻めどころでのインサイドの投げ方が計算通りに見えた」

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2024年05月23日 06:56  ベースボールキング

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ソフトバンク・和田毅 (C)Kyodo News
◆ 展開に左右されず「さすがベテランという投球」

 ソフトバンクは楽天に12−0で大勝。今季2度目の6連勝で貯金は今季最多を更新する「19」となった。

 ソフトバンク打線は初回、4番・山川穂高が11号3ランを左翼5階席へ運ぶなど一挙5得点のビッグイニング。続く2回も山川の2打席連発となる12号2ランなどで4点を奪い9−0と大量リードを奪った。4回以降も6番・栗原陵矢の右前適時打などで3点を追加。前夜23安打21得点を記録した強力打線は、この日も12安打12得点と猛威を振るった。

 強力援護を受けた先発の和田毅は立ち上がりから安定した投球。7回まで楽天打線に二塁ベースを踏ませず、7回3安打無失点の快投で今季2勝目を手にした。

 22日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』では和田の快投をピックアップ。解説者の齊藤明雄氏は立ち上がりの投球に注目し、「初回の14球でコースを間違える投球がなかった。上々の立ち上がり」と評価した。

 味方打線の猛攻で2回からは大量リードの状況が続いたが、齊藤氏は「こういう展開だと相手投手につられて点を取られるペースになったりもするが、さすがベテランという投球をしているなと感じる」と、気を緩めず淡々とアウトを重ねる和田の投球を絶賛。「ボールの緩急のつけ方、攻めどころでの右バッター、左バッターに対するインサイドの投げ方が計算通りに見えた。7回まで102球、これからもまだ行ける感じですよね」と、43歳左腕のさらなる飛躍に期待を寄せた。


☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』

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