今年も「最も暑い夏」か=早めの熱中症対策必須―特に8月厳しく・気象庁予報

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2024年05月26日 07:31  時事通信社

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気象庁の看板
 日本列島はこの夏も猛暑に襲われそうだ。気象庁が発表した最新の3カ月予報では、6〜8月の平均気温は全国的に高く、特に8月は暑さが厳しくなると予想。気象条件次第では、観測史上最も暑かった昨年に匹敵する「災害級の暑さ」となる可能性が高い。日本気象協会は早めの熱中症対策として、エアコンの点検や体を暑さに慣れさせる「暑熱順化」を呼び掛けている。

 気象庁は猛暑の一因として、ラニーニャ現象の影響を挙げる。太平洋の熱帯域で西に吹く貿易風が強まることで、南米ペルー沖の海水温が平年よりも低くなり、東南アジア付近の海水温が上昇する現象。発生すると日本付近の高気圧が北へ張り出しやすくなるため高温をもたらす。同庁担当者は「8月になると、ラニーニャ現象の発生確率が上がってくる」と分析する。

 直近10年の6〜8月の平均気温は平年より高く、昨年は東京で30度以上の真夏日が57日連続で観測されるなど、暑さも長期化する傾向が見られる。

 熱中症予防として日本気象協会は、エアコンを早めに試運転させることを挙げる。夏本番になってから不調に気づいても修理の予約が埋まっている上、家電量販店でも品薄になるためだ。また、同協会の特設サイト「熱中症ゼロへ」では、軽い運動や入浴などによる暑熱順化も推奨。約2週間程度、意識的に汗をかくことで、体が暑さに適応するようになるという。

 総務省消防庁によると、昨年5〜9月に熱中症で搬送された人は9万1467人で、2008年の調査開始以降2番目に多かった。厚生労働省のまとめでは、熱中症による死亡者数は18年以降、毎年千人(21年を除く)を超えている。今年はこまめな水分補給、積極的な日傘の利用など、例年以上に油断ない対策が必要となる。 

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