新監督探すミラン、フォンセカ氏の招へいに近づく…延長OP付き2年契約を締結へ?

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2024年05月27日 19:31  サッカーキング

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リールとの現行契約が6月末で満了となるフォンセカ氏 [写真]=Getty Images
 新監督を探すミランがパウロ・フォンセカ氏の招へいに近付いているようだ。26日、『スカイスポーツ』や『ガゼッタ・デロ・スポルト』など複数のイタリアメディアが伝えている。

 ミランを巡っては、2019年10月からトップチームの指揮を執り、就任3年目に11年ぶりのセリエA制覇を成し遂げたステファノ・ピオリ監督が今シーズン限りで退任。注目が集まる新監督については、ボローニャで手腕を発揮したチアゴ・モッタ監督やロイヤル・アントワープを66年ぶりのリーグ優勝に導いたマルク・ファン・ボメル監督、ブライトンを退任するロベルト・デ・ゼルビ監督らが候補と報じられていた。

 今回の報道によると、リールとの現行契約が6月末で満了となるフォンセカ氏が、ミランの新監督の最有力に浮上しているとのこと。既に代理人との交渉も進展しており、6月上旬に契約の最終的な話し合いが行われる予定だという。現時点では1年間の延長オプションが付随した2026年6月末までの2年契約を締結する可能性が高い模様。また、フォンセカ氏自身もミランを率いることに意欲を示しているようだ。

 なお、移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によると、フォンセカ氏はミランで1シーズンあたり250万ユーロ(約4億2500万円)の給与を受け取る予定とのこと。契約延長オプションが発動された場合にのみ、給与額は引き上げられるようだ。既に交渉は大詰めを迎えており、まもなく合意が成立する見込みだという。

 現在51歳のフォンセカ氏は2005年の現役引退後に指導者へ転身し、母国のパソス・フェレイラやポルト、ブラガの指揮官を歴任。ウクライナの名門シャフタールを3シーズン率いた後、2019年夏にローマに就任し、初年度はセリエAで5位、2年目は同7位という成績を残した。2022年夏からはリールを率い、今シーズンのリーグ・アンでは勝ち点「59」を獲得し、4位でチャンピオンズリーグ(CL)予選の出場権を獲得。ヨーロッパカンファレンスリーグ(ECL)では準々決勝に進出した。

このニュースに関するつぶやき

  • ローマ時代の失敗からファンは嫌う傾向にあるけど調べれば今のミランの方針に合ってる監督ではある。他と比べて低い年俸のオファーでも来てくれるからキャリアを重視したのは信頼できる
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