『ひだまりが聴こえる』実写連ドラ化 中沢元紀&小林虎之介がW主演

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2024年05月28日 06:00  ORICON NEWS

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ドラマNEXT『ひだまりが聴こえる』にW主演する中沢元紀、小林虎之介
 難聴の大学生と、明るくまっすぐな同級生が“ノートテイク”を介してつながっていく姿を繊細に描いた人気コミック『ひだまりが聴こえる』が7月3日深夜0時30分からテレビ東京ドラマNEXT枠で実写ドラマ化される。俳優の中沢元紀、小林虎之介がW主演し、U-NEXT で独占先行配信される。2人はともに今作が地上波連続ドラマ初主演となる。

 文乃ゆき氏による原作『ひだまりが聴こえる』、そして続編にあたる「ひだまりが聴こえる-幸福論-」の2作をもとにし、難聴によっていつしか人と距離を置くことが当たり前になってしまった大学生の杉原航平(中沢)と、明るくまっすぐな性格の同級生・佐川太一(小林)。正反対な性格の2人をつないだのは、聴覚に障がいのある学生に講義内容をリアルタイムで伝えるボランティア“ノートテイク”だった。切なくもはかないヒューマンラブストーリー。

 原作者・文乃氏は「ひだまりは10年前から連載を続けている作品で一度映像化もしていただいているので、ここにきてドラマ化のお話をいただけるのは大変光栄に思います。制作陣の方々や主演キャストのお2人に作品についてお話しする機会をいただき、原作を大事にしてくださろうとする皆さんの温かさに触れてとてもうれしかったです。原作は聴覚障がいを題材にした作品で登場人物にもそれぞれの苦悩や抱えているものがありますが、漫画では難しい、映像ならではの表現で見る方の気持ちに寄り添うような優しいドラマになればいいなと思っています」と期待を込めている。

 U-NEXTでは6月26日午後9時から独占先行配信が決定。2人を取り巻くキャストは近日公開予定となっている。

■中沢元紀

このたび、小林虎之介くんとW主演を務めさせていただきます。
僕の演じる杉原航平は、途中で耳が聞こえづらくなる病気を患った難しい役どころです。
今まで経験のない役を演じることに不安もありますが、前作で切磋琢磨しあった虎之介くん演じる太一との掛け合いや現場で生まれてくるものを大切にしながら、誠心誠意演じさせていただきます。
1人でも多くの人にこの作品を見ていただき、何か感じていただけたらとてもうれしいです。

■小林虎之介

太一はとにかく子犬のような男の子で、パワフルな一面もあれば繊細な一面もあって。演じるのがとても楽しみです。また、作品に入るにあたって難聴者に取材をする機会も多くいただきました。難聴である航平役を演じる中沢くんにも注目してもらいたいです。今回ドラマを作るチームが比較的若いので、ベテランのスタッフさんやキャストの方々に支えてもらいながら、勢いのある面白いドラマを作りたいと思います。楽しみにしていてください。

■番組プロデューサー 加瀬未奈氏(テレビ東京 配信ビジネス局)
聴覚障がいを題材にした作品はろう者を主人公にした作品が多く、私の周りには難聴者もいるのに…と、そのギャップに疑問を抱いていました。
そんな中で文乃先生の原作本に出会い、今回のドラマ化を企画しました。
難聴者への取材の機会をいただいた中で、「理解してもらえないことの方がつらい」という原作にも登場する話をうかがうことが多々ありました。
聞こえる人と聞こえない人、そして聞こえにくい人がいるということが、ほんの少しでも多くの方に広まる作品になってほしいと思い、制作に努めております。
魅力あふれるキャスト陣や優秀なスタッフとともに、原作のもつ心温まる世界観をしっかり届けられるよう頑張りますので、ぜひご期待ください!

■番組プロデューサー 藤田絵里花氏(テレビ東京 ドラマ室)

今回、大切な原作をお預かりするにあたり、文乃先生に直接お会いする機会をいただきまして、先生の作品に対する思いやキャラクターに対する愛情を改めて感じ、しっかりと向き合ってこのドラマの制作に臨みたいと思いました。
また主演のお2人とは、取材を重ねる中でクランクイン前から何度もお会いする機会がありました。
熱心に役作りのための勉強に取り組む姿と、ありのままの素朴さがとても魅力的な2人だからこそ、人の体温をしっかりと感じられるような地続きの世界にいる存在としての航平と太一になってくれるのではないかなと、今からとても楽しみです。
そんな2人の心の機微をじっくりと捉えた、深く愛されるような作品にできればと思いますので、ぜひご期待ください。

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