日向坂46松田好花「希望を感じるライブだった」齊藤京子卒コン&『ひな誕祭』を振り返る “表題曲センター”への思いも【インタビュー後編】

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2024年05月28日 07:30  ORICON NEWS

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1st写真集『振り向いて』を発売した松田好花 撮影/谷脇貢史(C)ORICON NewS inc.
 今年で5周年を迎えた日向坂46は、4月5日にはグループを支え続けた1期生・齊藤京子の『卒業コンサート』、続けて6日・7日には5周年を祝うライブ『5回目のひな誕祭』を開催した。最新シングルでは初の選抜制も導入され、グループも変化を続けるなか、2期生の松田好花(25)にこの激動の3日間ライブへの思い、そして“センター”についての考えも語ってもらった。

【撮りおろしカット】シースルー衣装でキュートにぶりっこする松田好花

■齊藤幸子の卒業を実感し”さみしさ”「メイクさんがずっと一緒だった」

――まず齊藤京子さんの卒コンは改めて振り返ってどんなライブでしたか。

【松田】“卒業コンサート”として行うのは日向坂46としては初めてで、さらには京子さんがセットリストや演出にかなり関わられていて、京子さんのやりたいことが凝縮されたライブだと聞いていたので、こちらもより気合が入りました。精一杯サポートしたいと思いましたし、京子さんのつくりたいものを私たちも一緒につくろうっていう気持ちで準備してきました。

――実際にライブ中はどんな思いでしたか?

【松田】より京子さんの偉大さを感じました。おひとりであんなに広い会場で歌い上げる姿だったり、ヒコロヒーさんと2人で会場を沸かせる姿だったり、これまでの積み重ねが全部凝縮されていて、とても感動しました。

――齊藤さんがいないことを実感するようなことはありますか?

【松田】京子さんとメイクさんがずっと一緒だったんです。だいたい京子さんの前後だったので、そこでメイクしながらあいさつしたりお話しする日々がずっと続いていたので、京子さんがメイク中に現れないことが1番いないことを実感して寂しいですね。京子さんの「おはよう」っていう声が聞きたいです。

■後輩・正源司陽子の堂々センターに感動「すごく成長していた」

――齊藤さんの卒業コンサートの翌日から行われた『5回目のひな誕祭』はどんな2日間になりましたか?

【松田】本当に過去イチぐらい楽しくて。きっとおひさまの皆さんの歓声がとにかくおっきくて、すごい全身に響いてきたんです。何度もリハーサルを重ねてきたんですが、本番になると全くの別物で、おひさまの皆さんが加わるとこんなにも違うんだっていうのを改めて実感して感動したライブになりました。ずっとここ(横浜スタジアム)で『ひな誕祭』ができるような日向坂46でいたいなと思いました!

――新曲「君はハニーデュー」の初披露もありました。初センターを務めた4期生の正源司陽子さんは、松田さんからみてどう映っていましたか。

【松田】舞台裏では「どうしましょう…」とか「わ〜!」ってなっていて結構緊張していた様子はあったんですけど、いざステージに立つと本当に堂々としていてキラキラしていました!本番に強いなと思っていました。

――この2日間で成長は見られました?

【松田】すごい成長していたと思います!陽子が2日目のMCで「昨日よりもいいパフォーマンスができたと思います」と堂々と言っていて、頼もしいなと思いました。そうやって自信満々に、昨日よりもより楽しくできて、いいパフォーマンスだったと言ってくれたのは、私たちもうれしかったです。そんな陽子がセンターを務めてくれて本当に良かったなって感じました。

■6年目の日向坂46に気合「今年もやってやるぞ!」

――そんな新しい形も見せてくれた日向坂46ですが、今年で5周年を迎えました。ライブでは同期の金村美玖さん、小坂菜緒さんが2期生を代表してグループへの思いをスピーチされていましたが、松田さんは5回目を迎えた『ひな誕祭』をどんな思いを持って臨まれていましたか。

【松田】この5年間っていうのは本当に濃くて…。そんな“青春”を過ごしてきた日向坂46で、5年を迎えられたことが純粋にすごくうれしかったです。今回の『ひな誕祭』は、京子さんの卒コンもあった中で、3日間横浜スタジアムという大きな会場を埋めるのは少し厳しいという思いもあったんですけど、こんなに多くの方に来ていただいて、そんなグループになれたことがとてもうれしかったですし、これからの希望をすごく感じられるライブでした。「今年もやってやるぞ!」っていう気持ちを、おひさまの皆さんにお伝えできたと思います!

――今年は「オールナイトニッポンX(クロス)」のパーソナリティや今回の写真集など幅広い活躍がめざましい松田さんですが、センターへの夢は?

【松田】あまり意識はしてなくて。センターに立つ私を見たいとおっしゃって下さるファンの方もいらっしゃるので、それはすごくうれしいです。グループのセンターを任せてもらえるような人になれるように頑張りたいなとは思います。

 ORICON NEWSでは、前・中・後編にわたってインタビューを掲載。

【プロフィール】松田好花(まつだ・このか)
1999年4月27日生まれ、京都府出身。愛称は「このちゃん」。2017年、「けやき坂46 追加メンバー募集オーディション」に合格し、「けやき坂46」の二期生メンバーとしてデビュー。2019年、グループが「日向坂46」に改名。2023年発売の日向坂46・10thシングル「Am I ready?」で初のフロントメンバーに抜てきされ、2ndアルバム収録の二期生楽曲「自販機と主体性」では念願のセンターにも立った。
グループ活動以外にも、バラエティやラジオ好きとして知られ、TBS『THE TIME,』火曜日レギュラー、『オールナイトニッポンX』木曜日担当、またクイズ番組『クイズ!あなたは小学5年生より賢いの?』にて全問正解するなど、幅広いジャンルで活躍。5月28日には1st写真集『振り向いて』を発売する。
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