ソシエダ指揮官が久保建英を称賛「さらに成長できる素質と人間性がある」 パリ五輪欠場は「疲労を懸念しないといけない」

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2024年05月28日 18:47  サッカーキング

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レアル・ソシエダのイマノル・アルグアシル監督
 日本代表MF久保建英が所属するレアル・ソシエダは、29日に『REAL SOCIEDAD JAPAN TOUR 2024』で東京ヴェルディと対戦するために来日。レアル・ソシエダを率いるイマノル・アルグアシル監督が28日にメディア取材に応じた。

 アルグアシル監督は「久保の母国であり、スポンサー企業であるヤスダグループの国である日本に来られて嬉しく思っています。皆さんがすごく歓迎をしてくれていることも嬉しいです」と、まずは来日できたことへの感謝を語った。

 今季の久保の活躍については、「試合に出たり出たなかったりする期間はありましたが、シーズンは長いものです。シーズンのはじめの方は素晴らしい活躍をしてくれましたし、チームの成績も彼のプレーがすごく影響していたと思っています。日本代表やチャンピオンズリーグの試合もあり、(シーズン終盤は)疲労も影響していたと思いますが、シーズンを通してという意味では、すごく彼のプレーに満足しています」と話した。

 またピッチ外でチームに与える影響についても言及し、「日本代表としてプレーして、疲労があるにも関わらず、すぐにチームへ戻ってプレーしてくれました。彼のひたむきさはチームに素晴らしい影響を与えてくれましたし、そこにもすごく満足しています」とコメント。「まだ若いので、可能性がまだまだある選手だと思っています。彼の持っているポテンシャルは、さらに伸ばせると思いますし、プレーだけでなく人間性においても、(選手としての能力を)伸ばせる素質を持っています。休みを必要としないひたむきさは、成長に良い影響があると思いますし、私たちも評価しています。彼の人間性は、さらに成長できる可能性を持っていると思っています」と、久保の素質を高く評価していた。

 なお、パリオリンピック2024を欠場することについては、アルグアシル監督の意向ではなくクラブの判断だと語り、「クラブにとってありがたいことだと思っています。シーズンを通して激しい試合をしたので、疲労がたまってしまうところがあったし、休みをもらえることは、クラブにとって良い影響があると思います。彼はひたむきさや休みを必要としないような心構えを持っているので、疲労は懸念しないといけないです」とコメント。「オリンピックに出場しないことは、休みを与えることになるので、すごく良いプレシーズンを迎えられると思います」と、ポジティブに話していた。



【動画】レアル・ソシエダのジャパンツアーの様子

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