「SSFF & ASIA」代表 別所哲也がクイーン・エリザベスを体験米国アカデミー賞公認・アジア最大級の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア(略称:SSFF & ASIA)2024」の開催に先駆け、代表の別所哲也が客船クイーン・エリザベスを体験、今年の映画祭に向けた抱負などを語った。
今回、AIを使用した作品が100本を超え応募があったというSSFF & ASIA。「僕がこの映画祭を始めた頃は、フルCGによる作品が最新のものだったりしましたが、いまやフルAIをはじめ、様々な新たな技術を取り込んだショートフィルムが顕在化しています。そういった最新の技術をみなさんにご覧いただき、分かち合う場が映画祭だと思っています」と話す別所さん。
「もちろん、議論を進めるためにも積極的に映画祭で様々なテクノロジーを知り、試行錯誤していきたい。フルAIによる映画製作やNFTを活用した資金調達が既に可能な時代。その流れを誰かが号令をかけて止められるわけではない。だからこそ“良きパートナー”とするためにも、早い段階で付き合っていくべきだと思います」と言及、SSFF & ASIAは四半世紀(25年)を経て、新たな時代へと舵を切る。
人生の“アナザー・ライフ”を見る体験と“ベター・ライフ”を探すという、ふたつのチャンス さらに、SSFF & ASIAの水先案内人として、別所さんが今年の映画祭のみどころを紹介する。世界中の様々な映像作家、俳優の作品――ベン・ウィショーにエイドリアン・ブロディ、レア・セドゥといった名優の出演作品が特別上映され、日本作品でも、千葉雄大や仲里依紗、福士蒼汰、森崎ウィンが監督に挑戦する作品がノミネートしている今年の映画祭。