京都鉄道博物館、廃車予定のオハ12形を含む12系客車5両を特別展示

10

2024年05月28日 19:31  マイナビニュース

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

マイナビニュース

画像提供:マイナビニュース
京都鉄道博物館は28日、JR西日本の営業路線とつながった引込線を活用した現役車両の展示として、2024年夏季に廃車予定のオハ12形を含む宮原支所所属の12系客車5両すべてを6月27日から7月4日まで特別展示すると発表した。


車両特別展示は6月27日から7月2日まで、本館1階「車両のしくみ / 車両工場」エリアで実施。スハフ12形155号車、オハ12形346号車、オハ12形341号車の3両を展示し、スハフ12形155号車の車掌室側に「だいせん」のテールマークを掲出する。車内公開は行わない。



同じく6月27日から7月2日まで、「SLスチーム号」の客車をオハ12形345号車とスハフ12形129号車に変更した「さよなら12系スチーム号」を運行(乗車料金は高校生以上300円、3歳から中学生まで100円)。6月27日のみDE10形の牽引、その後はC56形160号機の牽引を予定している。牽引機に「SL北びわこ号」3種(春・秋・冬)、「DLスチーム号」「SLやまぐち号」「がんばろう能登」のヘッドマークを日替わりで掲出し、スハフ12形129号車に「SL北びわこ号」テールマークを掲出する。



6月27〜30日には、1ボックス(4人席)を占有して乗車できる「SLスチーム号」(15時15分便)も運行。乗車料金は1組2,500円。チケットは6月20日16時30分から「アソビュー!」で販売され、チケット1枚(1ボックス)につき計2名(購入者本人と同伴者1名)まで乗車できる。「京都鉄道博物館オリジナル12系SLスチーム号記念グッズ(アクリルキーホルダー)」も用意する。

2021年5月に運行を終了した「SL北びわこ号」の姿も完全再現。7月4日の10〜12時、扇形車庫エリアのSLのりば付近にて、C56形160号機(有火)と12系客車5両を連結した「SL北びわこ号再現展示」を行う。ヘッドマークは「SL北びわこ号・夏」を掲出する。


「アソビュー!」では6月13日16時30分から7月2日16時まで、「12系客車特別車内見学&グッズ付き入館券」(一般4,900円、大学生・高校生4,700円、中学生・小学生3,900円)を発売。このチケットを購入すると、「さよなら12系スチーム号」の期間中、各日最終便(15時45分便)の運行後に行われる12系客車の特別車内見学に参加できる。車内見学は6月27日から7月2日まで、16時20分・16時30分・16時40分に実施。「12系SLスチーム号記念アクリルキーホルダー」(3種類のうち1点)も付属する。



ミュージアムショップでもイベント関連グッズとして、昔懐かしい客車に備わった瓶飲料のセンヌキをモチーフにした「こじるセンヌキ」(2,300円)が発売される。(木下健児)

このニュースに関するつぶやき

  • 大阪万博観客輸送で誕生した車両・・・前回の。
    • イイネ!1
    • コメント 0件

つぶやき一覧へ(5件)

ランキングトレンド

前日のランキングへ

ニュース設定