ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手による、心臓病患者の少年に対するサプライズの裏側が公開され、SNS上で大きな反響を呼んでいます。
●大谷選手のサプライズに少年びっくり
大谷選手は日本時間5月16日、試合に13歳のアルバート・リー少年を招待し、サプライズで始球式などをプレゼントしました。もともとこのサプライズ企画は、「ボブルヘッド・デー」に真美子夫人を始球式に呼ぶことを球団が提案したところ、夫婦で話し合い、野球好きだったり球場に足を運ぶ機会のなかったりする子どもを招待してはと思いついたのがきっかけでした。アルバート少年は生後3日で心臓病の診断を受け、現在までに3回の手術を受けています。
ドジャースが日本時間5月17日、各種SNSに投稿したオリジナル動画では、アルバート少年が会見を行っていた部屋に突然大谷選手が現れたところからスタート。大谷選手からサイン入りのユニフォームを贈られ、「今夜は来てくれてありがとう。準備はいいかな? 今日は君が始球式で投げるんだ。オーケー?」と告げられると、アルバート少年は驚きつつも輝くような笑顔を見せました。
|
|
さらにボールとメダルに加え、スイートルームでの試合観戦というプレゼントには、アルバート少年は口をぽかんと開けてびっくり。アルバート少年が喜びに満ちていくうち、大谷選手からも幸福な気持ちがあふれ出るのが伝わってくるようです。
●未公開シーンを含んだ動画に「泣ける」と反響
そして日本時間5月25日、ドジャースの地元テレビ局「SportsNet LA」がドジャースの裏側を紹介する「#BackstageDodgers」のハッシュタグを付け、未公開シーンを含んだ動画を各種SNSに投稿しました。
この動画ではさらに大谷選手が入室する前の様子も見られ、大谷選手が「めっちゃいるんですけど。すごくいるんですけど」と室内に大勢の人を確認し、笑いながら歩いているところから始まります。
また、サプライズ後にアルバート少年が「びっくりしたよ。話すこともできなかった。10秒くらい息ができなかったよ」と感想を述べる様子も挿入され、より感動的な映像となっています。
|
|
動画には日本語と英語で「泣ける」「泣けてきますね〜。素敵だ」「大谷さんのサプライズでお互いが喜ぶ。そしてお互いのエネルギーになった」「2人のすばらしい人物が同じ部屋にいる。すごいことだ」と、このエピソードに心を温められた人々からさまざまな反響が寄せられています。
また、今回の動画はより声がはっきりと聞こえるようになっており、「大谷さんの笑い声デカっ」「大谷選手の英語力」と大谷選手の楽しそうな笑い声や、英語を使いこなす様子を楽しむファンのコメントも見られました。
|
|
|
|
Copyright(C) 2024 ITmedia Inc. 記事・写真の無断転載を禁じます。
掲載情報の著作権は提供元企業に帰属します。