磯村勇斗・岸井ゆきの・福山翔大、泥ペイントがインパクト大 映画『若き見知らぬ者たち』インターナショナルビジュアル

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2024年05月29日 09:00  ORICON NEWS

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映画『若き見知らぬ者たち』インターナショナルビジュアル(10月11日公開) (C)2024 The Young Strangers Film Partners
 俳優の磯村勇斗が主演を務める映画『若き見知らぬ者たち』(10月11日公開)のインターナショナルビジュアルとそのメイキング映像が公開された。磯村と共演の岸井ゆきの、福山翔大らメインキャスト3人が顔に黒い泥をペイントしたインパクトのあるビジュアルになっている。

【動画】インターナショナルビジュアルメイキング

 本作は、『佐々木、イン、マイマイン』(2020年公開)で、新人賞を総なめした内山拓也監督の商業長編デビュー作。内山監督の身近に起こった事件からインスパイアされた題材をもとに、徹底したリアリティを追求したオリジナル脚本による作品。企画段階から、海外配給会社の注目を集め、フランス、韓国、香港、日本の4つの国と地域で共同製作された。

 国内外でのグローバルな展開に向けたインターナショナルビジュアルは、PARCOやCOMMEdesGARCONSの広告などを手掛け、東京ADCや東京TDCグランプリなど数々の広告賞を受賞してきた井上嗣也がアートディレクターを担当。そして、フォトグラファーには、東京ADCグランプリやNY ADC photographer部門 金賞などを受賞している吉田多麻希を起用して作成された。

 ビジュアルのコンセプトは、「苦悩/葛藤/貧困/意思/肉体/優しさ」。プレッシャーや苦悩を象徴した黒い泥を浴びながらも、それぞれの強い意志を感じさせる3人の眼差しが印象的なインパクトのあるビジュアルとなっている。

 インターナショナルビジュアルのメイキング映像では、顔に黒い泥のペイントをかけられ、強風を浴びながら写真を撮影される磯村、岸井、福山の姿が映し出されている。撮影後に福山は「あの風が、色々と理不尽なことが起きるこの映画の物語そのものだなと感じ、この風に立ち向かいたくなりました」と感想を述べている。

 5月14日から26日にフランスで開催された「第77回カンヌ国際映画祭」のマーケットでは、本作の幹事会社、カラーバードのブースにこのビジュアルが大きく掲げられ、世界の映画関係各社へ向けてアピールした。

 磯村演じる主人公・風間彩人は、亡くなった父の借金を返済し、難病を患う母、麻美(霧島れいか)の介護をしながら、昼は工事現場、夜は両親が開いたカラオケバーで働いている。彩人の弟・壮平(福山)も同居し、同じく、借金返済と介護を担いながら、父の背を追って始めた総合格闘技の選手として日々練習に明け暮れている。息の詰まるような生活に蝕まれながらも、彩人は恋人の日向(岸井)との小さな幸せをつかみたいと考えている。しかし、彩人の親友の大和(染谷将太)の結婚を祝う、つつましくも幸せな宴会の夜、彼らのささやかな日常は、思いもよらない暴力によって奪われてしまう。

 国家権力を盾に傲慢な態度で街を取り締まる警察官の松浦役で滝藤賢一、彩人と壮平の亡くなった父親で、元キャリア組の警察官だった亮介役で豊原功補も出演する。


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