女性芸人の先駆者・今くるよさん、シルクが明かす9年前の号泣「気持ちようやく分かったわ、辛かったな」【追悼コメント全文】

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2024年05月29日 09:30  ORICON NEWS

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今くるよさん
 漫才コンビ「今いくよ・くるよ」などで活躍したお笑い芸人・今くるよさんが27日、膵がんのため、大阪市内の病院で亡くなった。28日、所属の吉本興業より発表された。訃報を受け、漫才師の後輩にあたるシルク(元非常階段)が追悼コメントを寄せた。

【写真】生前最後の舞台では…ド派手衣装で登場!ポーズを決める今くるよさん

 くるよさんは、1970年に今喜多代さんに弟子入りし、その後、高校時代の同級生で同じソフトボール部だった今いくよさん(2015年5月に逝去)と「今いくよ・くるよ」を結成。体を張った軽妙な漫才のほか、「どやさ!」のキャッチフレーズも人気となった。2022年4月、なんばグランド花月で開催された吉本興業創業110周年特別公演「伝説の一日」が最後の舞台となった。

■シルク コメント
くるよ師匠には、大変お世話になりました。
吉本に入った頃から、「女芸人は辞めたらあかん。続けることでやがて花開くんや」と教わりました。
相方を亡くして吉本を辞めようかと、思案していた時も、いち早く「辞めたらあかん、しるやんにできることをしたらええだけや」と、励まして頂き、今の私があると思っています。
いくよ師匠が9年前、先に召された時は、「しるやんの気持ちようやく分かったわ、辛かったな」と言ってくださり、お互い号泣でした。
先駆者として、道を開いて頂きありがとうございました。
力強く、優しく励ましてくださり、ありがとうございました。
今日(きょう)は、いくよ師匠の命日、どこまでも、仲良しのお二人でした。
ただただ悲しいですが、ご冥福を心よりお祈りいたします。

このニュースに関するつぶやき

  • 一度そのコンビでブレイクすると相方を変えてもいい結果は出ない。相方が亡くなればもう大好きだった漫才は捨てるしかなくなるのだ。相方と漫才を両方失う悲しみ。
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