CLに向けた補強第1号はラ・リーガ指折りのピボーテに? ジローナがセルタのレナト・タピア獲得に近づく

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2024年05月29日 13:01  サッカーキング

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ジローナがMFタピア獲得に近づく [写真]=Getty Images
 ジローナは、セルタに所属するMFレナト・タピアの獲得を目指しているようだ。28日、スペイン紙『マルカ』が報じている。

 “黄金の国”ペルーが生んだピボーテに、ジローナが羨望の眼差しを向けている。1995年7月28日生まれのタピアは現在28歳。リマのストリートでサッカーを始めると、トゥウェンテのアカデミーに入団する形で欧州に渡った。2014年8月にトップチームデビューを果たした後、フェイエノールトとヴィレムIIを経て、2020年夏にセルタに加入。危機察知能力と球際の激しさに加え、局面を変えるパスを武器に中盤の底に君臨。3バックシステム採用時にはセンターバックとしてもプレーする柔軟性を併せ持つ。ここまでクラブ公式戦通算120試合に出場し2アシストを記録している。

 そんなタピアの獲得を目指しているのが、来シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)出場権を獲得したジローナだ。『マルカ』によると、大躍進を遂げたカタルーニャのスモールクラブは、セルタとの現行契約が今夏に満了を迎える同選手のフリー加入に近づいているとのこと。かねてより追い求め続けており、昨夏には移籍金を支払ってまで獲得を熱望していたと報じている。

 また『マルカ』は、同選手に対してはヘタフェも関心を寄せていたものの、他クラブとの交渉開始が認められる今年1月から契約締結に向けた話し合いを行い、先手先手で動いたことが獲得に近づいた要因と指摘。特に今夏、欧州の注目を集めるジローナは、ビッグクラブに主力選手を狙われることが予想される中で、来シーズンのCLを戦うための戦力を揃えるという過酷なミッションに臨まなけばならない。現に、今シーズンは3列目でのプレーがメインとなった主将アレイクス・ガルシアのレヴァークーゼン移籍が囁かれるなど、新戦力の補強失敗が与えるダメージは例年とは比べものならないだろう。

 ラ・リーガにおいて指折りのピボーテと、その実力を高く評価されているタピア。退団の可能性が浮上しているA・ガルシアよりは守備的なタイプだが、同ポジションの層が薄いジローナとしては絶対に獲得を成功させておきたいところだ。

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