降格圏低迷の札幌、ペトロヴィッチ監督の続投を宣言「最後までミシャ監督と戦う決意をしました」

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2024年05月29日 14:02  サッカーキング

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北海道コンサドーレ札幌は29日、ペトロヴィッチ監督の続投を発表 [写真]=金田慎平
 北海道コンサドーレ札幌は29日、クラブ公式サイトにて『北海道コンサドーレ札幌にかかわる全ての皆さまへ』と題した声明を掲載した。

 2024明治安田J1リーグ第16節終了時点で、勝ち点11(2勝5分9敗)の19位に低迷する北海道コンサドーレ札幌。2017年にJ1昇格を果たすと、翌年に就任したミハイロ・ペトロヴィッチ監督の下で、“エレベータークラブ”からの脱却に成功したが、同体制7年目を迎えた今シーズンは降格の危機に瀕することに。ここまでリーグワーストの31失点を喫するとともに、総得点数もワースト2位の『13』と、超攻撃的な“ミシャスタイル”が鳴りを潜めている。

 その中で29日、北海道コンサドーレ札幌はサポーターに向けた声明を発表。クラブ代表取締役GMの三上大勝氏が「クラブは、今シーズンの最後までミシャ監督と戦う決意をしました」とし、現体制でJ1残留を目指すことを宣言した。

 クラブによる声明は以下の通り。

「日頃よりクラブを支えてくださるファン・サポーターの皆さま、パートナー企業の皆さま、道内各自治体や協力企業の皆さま、北海道コンサドーレ札幌にかかわる全ての皆さまへ、いつもご声援とご支援をいただき、心より感謝申し上げます」

「クラブは、今シーズンの最後までミシャ監督と戦う決意をしました。4月26日、サポーターの皆さまとオンラインミーティングを開催しました。その中で、5月までの試合で勝ち点7を積み上げ、降格圏を脱するという目標をお伝えしました。実際には、獲得した勝ち点は5、順位は19位と、目標に届きませんでした。達成できなかった理由や課題をチーム内で共有するとともに、選手の想いを再確認しました。J1残留を成し遂げる方法を検討するに当たり、最も重要なことは実際にプレーする選手たちの想いだと考えたからです。その結果、このスタイル、ミシャ監督で継続してやっていくことがJ1残留につながると、改めて感じました」

「敗れた鹿島戦後、選手たちが自主的にミーティングを行い、ロッカールームで真剣に話し合う姿を見ました。選手同士でより言うべきことを言い、要求し合う真のチームになろう。今のサッカースタイルを貫き、信じることがこの状況を脱する、というものでした。それらを踏まえ、今シーズンはミシャ監督とやっていくことを確認した上で、既にチームは再スタートしています。この選手たちを信じつつ、クラブができることとして、より競争力を高め、J1残留につなげるための選手補強も検討しています」

「経営状況もありますが、リーグ戦でのJ1残留を何よりも第一優先とし、ルヴァンカップや天皇杯なども含めて、今シーズンをクラブとミシャ監督との集大成として考えています。改めてファン・サポーターの皆さま、クラブにかかわる全ての皆さまとともに、選手、スタッフとで同じ方向を向き、同じ目標に向かって戦っていきたいと思います。この苦しい時こそ、一体感を持って前に進みたいと思います。引き続き、北海道コンサドーレ札幌へのご声援とご支援をいただけますよう、よろしくお願いいたします。 株式会社コンサドーレ 代表取締役GM 三上大勝」

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