国土交通省、「自転車活用推進功績者表彰」を実施 令和6年度は1人と4団体を表彰、2社を「優良企業」認定

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2024年05月29日 15:20  ORICON NEWS

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「自転車通勤推進企業」宣言プロジェクト「優良企業」認定合同表彰式の模様(C)ORICON NewS inc.
 国土交通省の自転車活用推進本部は29日、東京・霞ヶ関で「令和6年度自転車活用推進功績者表彰『自転車通勤推進企業』宣言プロジェクト『優良企業』認定合同表彰式」を開催した。

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 開会に先立ち、自転車活用推進本部長の斉藤鉄夫国土交通大臣は、「本日表彰を受けられるみなさま、まことにおめでとうございます」とお祝いの言葉を述べ、「自転車は身近で手軽な乗り物であり、健康の増進、環境負荷の低減、交通混雑の緩和に貢献するばかりでなく、災害時における交通機能の維持にも貢献するものです」と自転車の利点を挙げてあいさつ。

 「私が本部長を務める政府の自転車活用推進本部では、我が国における自転車活用推進計画を定め、自転車の活用を総合的、計画的に推進しており、その取り組みの一環として、自転車月間である5月に、地域における自転車活用のけん引役として特に顕著な功績のある方々に、本部として表彰を行っているところです。本日、自転車活用推進功績者として表彰を受けられるみなさまは、自転車文化の推進や、自転車の活用による地域の活性化などを通じて、良好な都市環境の形成、健康長寿社会や、観光立国の実現、安全で安心な社会の実現に多大な貢献をされた方々です」と、今回の表彰の意図と理由を説明。

 また、「『自転車通勤推進企業』宣言プロジェクト『優良企業』認定」についても、「従業員の方々が自転車通勤しやすい制度の設計や、必要な施設の整備など特に先進的な取り組みを行い、他の企業の模範となっておられるみなさまを『優良企業』として認定し、表彰させていただきます」と、その意図を説明した。

 斉藤国土交通大臣は、「自転車文化が全国各地に広がり、国民生活に根付くとともに、自転車の活用が進むためには、地域や企業で活躍される方々のお力添えが不可欠です」と、あらためて、その力の大きさを強調し、「本日表彰、認定を受けられるみなさまにおかれましては、各地域においてさらなるご尽力を頂きますようお願いいたします」とさらなる協力を求め、あいさつを結んだ。

 その後行われた表彰式では、令和6年度自転車活用推進功績者表彰受賞者として、古倉宗治氏(東京都)、堺 自転車のまちづくり・市民の会(大阪府)、ツールド妻有実行委員会(新潟県)、T‐FORESTRY(神奈川県)、鳥取県西部ブランディングプロジェクト「大山時間」(鳥取県)という1人と4団体を表彰。「自転車通勤推進企業」宣言プロジェクト「優良企業」認定企業として、あさひ(大阪府)、クリオシティ(神奈川)という2社が認定。1組ずつ登壇し、表彰を受けた。

 なお式の司会進行は、自転車アンバサダーを務めるタレントの稲村亜美(28)が務めた。

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