鎌田大地、ラツィオと新契約締結で口頭合意か…“恩師”率いるパレスからオファーも残留へ

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2024年05月29日 20:07  サッカーキング

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去就に注目が集まる鎌田大地 [写真]=Getty Images
 ラツィオに所属する日本代表MF鎌田大地がクラブとの契約延長に近づいているようだ。29日、移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏が伝えている。

 現在27歳の鎌田は2017年夏にサガン鳥栖からフランクフルトへ加入。途中ベルギーへのレンタル移籍を経験しつつ、約5シーズンで公式戦通算179試合出場40ゴール33アシストという成績を残し、2021−22シーズンにはヨーロッパリーグ(EL)制覇に大きく貢献した。その後、契約満了に伴い2022−23シーズン限りで同クラブを退団。昨年夏からはセリエAの強豪ラツィオでプレーしている。

 マウリツィオ・サッリ前監督の下では序列が低かったものの、3月のイゴール・トゥドール監督就任後は出番を増やし、2023−24シーズンは公式戦38試合の出場で2ゴール2アシストをマーク。シーズン最終盤はリーグ戦9試合連続でスタメンに名を連ね、現地時間19日に行われた第37節では王者インテル相手にスーパーゴールを決めるなど存在感を示した。

 現行契約が6月末までとなっていることから今夏の去就に注目が集まっていた鎌田だが、残留の可能性が高まっている模様。この度ロマーノ記者が伝えたところによると、ラツィオと同選手との間では既に口頭合意が成立しており、新契約の締結が目前に迫っているとのこと。フランクフルト時代に指導を受けたオリヴァー・グラスナー監督率いるクリスタル・パレスからオファーを受け取っていたが、鎌田自身はトゥドール監督の下でのプレーに満足しているようだ。

 なお、トゥドール監督は先月下旬に行われたジェノア戦後に「鎌田が残ってくれることを願っている。彼は並外れた選手であり、何も間違うことはない。正しいメンタリティを持った努力家なんだ」とコメントしていた。指揮官からの信頼も厚い日本代表戦士は来シーズンもセリエAでプレーすることとなりそうだ。

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