![](https://news-image.mixi.net/article/176/176_20240529_1061444_006.png)
前回からの続き。私はミナ、夫と2人の娘(長女シノ、次女ノア)と暮らしています。高校生になったノアは気難しくて「許容範囲が狭い」タイプ。学校生活や友人関係について何かと文句を言う娘を、私はずっと諭して言い聞かせてきました。最近はノアのことを注意してくる担任の先生とやりあっているようで「高2になってもA先生が担任だったら高校をやめるかも」と言い出しました。夫に相談してみると、ノアに学校でのやりとりを詳しく聞いてみようと言われました。
![4-1-2](https://image-select.mamastar.jp/interspace/wp-content/uploads/1715153450-f05c9c820787604995bce57365ae9d20-1200x489.png)
![4-1-3](https://image-select.mamastar.jp/interspace/wp-content/uploads/1715153451-095fc379d5533985e430f4eaa50c5dbf-1200x594.png)
ノアは私からすると、ガマンの耐性が低くて視野が狭い人間です。A先生とのトラブルの原因はノアの受け取り方にあるのだろうと思っていました。思わず指摘すると、ノアは反発してきました。なおも問いただそうとする私を制し、夫は穏やかに話をすすめます。
![4-2-1](https://image-select.mamastar.jp/interspace/wp-content/uploads/1715153472-477135b739d1fc9d703e270da1cf4ee8-1200x571.png)
![4-2-2](https://image-select.mamastar.jp/interspace/wp-content/uploads/1715153473-d96a2e8ed4e86247c84faa4fcf83ccc2-1200x482.png)
詳しい話を聞けば聞くほど、A先生はノアを一方的に目の敵にしている気がします。明らかに校則違反の生徒をスルーしておきながら、ノアのことばかり執拗に責めるそうで……。私と夫は先生側にも大きな問題があるのかもしれないと思いはじめました。
![4-2-3](https://image-select.mamastar.jp/interspace/wp-content/uploads/1715153541-d3364c11a338bd128384a736ed9e211b-1200x544.png)
![4-3-1](https://image-select.mamastar.jp/interspace/wp-content/uploads/1715153542-7dd50c00a35a8a017a1f2372c1ab0267-1200x595.png)
![4-3-2](https://image-select.mamastar.jp/interspace/wp-content/uploads/1715153544-f24639d154a6ce6ab6e6b302dae7b5e1-1200x555.png)
![4-3-3](https://image-select.mamastar.jp/interspace/wp-content/uploads/1715153545-9e975bcabe0175922631340184b82a13-1200x460.png)
高校2年生の4月、A先生はノアの担任ではありませんでした。担任にならなかっただけでなく、授業も受け持っていないそうです。新しい担任の先生はノアを気にかけてくれているようで、おかげで私も穏やかな日々を過ごせています。
|
|
![4-4-1](https://image-select.mamastar.jp/interspace/wp-content/uploads/1715153836-8dbe0d99f5fc0ca6a33a061aa057dd62-1200x442.png)
![4-4-2](https://image-select.mamastar.jp/interspace/wp-content/uploads/1715153838-69999349157f709860e62ab1910d902b-1200x478.png)
これまでノアとは懸命に向き合ってきたつもりだったけど、私は上から諭して言い聞かせようとしていただけだったのかもしれません。そしてノア本人を置き去りにして母や他人に解決策を求めようとしていました。夫のように「本人の言い分をしっかり聞く」という姿勢が足りなかったことについて今は反省しています。これからは誰かに正解を教えてもらうのではなく、家族で話し合って「私たち親子にとっての正解」を考えていきたいと思います。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・rollingdell 作画・うーにゃ 編集・井伊テレ子