島田珠代、大先輩・今くるよさんの“教え”後輩の女性芸人へ継承誓う 「特別に優しく」「後輩に気を遣わせない」

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2024年05月30日 12:20  ORICON NEWS

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くるよさんの教え継承を誓った島田珠代 (C)ORICON NewS inc.
 吉本新喜劇ゼネラルマネージャー(GM)の間寛平(74)、座員の島田珠代(54)が30日、吉本興業大阪本社で取材に応じ、27日に亡くなった今くるよさんを追悼した。

【集合ショット】わちゃわちゃ!思い思いのポーズをとる間寛平・島田珠代ら

 島田は、黒を貴重としたコーデに黒のベレー帽をあわせた。「今いくよ・くるよ」として女性芸人のパイオニアとなったくるよさんを「大先輩」と敬意を表し、「女性芸人には特別に優しくて、応援してくれて…」「女性芸人だけで飲んだり、食べたりもさせていただいた」と感謝を伝えた。

 廊下や楽屋でも偉ぶるところはなく、島田を「チンちゃん」と気軽に呼んでくれたという。「こっちが常に気分がいいようにしていただいた。いくよ師匠、くるよ師匠のほうが気疲れされていなかったか。後輩芸人に気を遣わせない芸人にならないと、と学んだ」とその姿勢の継承を誓った。

 くるよさんは、1970年に高校の同級生だったいくよさんとともに女性漫才師の今喜多代さんに弟子入りし、73年に「今いくよ・くるよ」を結成。派手なファッションや体を張った軽妙な掛け合いで、女性コンビとして80年代漫才ブームの一翼を担った。

 くるよさんは「どやさ!」のキャッチフレーズでもおなじみに。いくよさんは、2015年5月28日に胃がんのため亡くなり、その9年後、くるよさんの訃報も伝えられる形となった。くるよさん最後の出番は、22年4月になんばグランド花月で行われた吉本興業の特別公演『伝説の一日』だった。

 この日は『吉本新喜劇GM月例会見』を実施。MCを座長の吉田裕が務めたほか、佐藤太一郎、小西武蔵、野崎塁、小林ゆう、湯澤花梨、住吉大和も登場した。
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