筧利夫、オファーの諾否はタロットで「受けた方が良いって言うから」

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2024年05月30日 17:28  ORICON NEWS

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オファーの諾否はタロットで決めたことを明かした筧利夫 (C)ORICON NewS inc.
 ブロードウェイミュージカル『クラスアクト』のゲネプロが30日、東京・サンシャイン劇場で行われ、主人公のエド・クレバンを演じる筧利夫、共演の紫吹淳(ソフィ役)、高橋由美子(ルーシー役)、吉田要士(マーヴィン役)、ブラザートム(リーマン先生役)らが参加した。

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 本作は、ミュージカル『コーラスライン』の作詞家としても知られる作曲家エド・クレバンを主人公とし、1970年代のアメリカ・ニューヨークを生きた舞台人たちの熱量とともに『コーラスライン』の誕生秘話を描く。5月30日の東京・サンシャイン劇場公演を皮切りに全国で上演。

 筧は今作が2018年『深夜食堂』以来6年ぶりのミュージカル出演となるが、「オファーをもらったときに一度断ったんです」と告白。しかし、2年後に再度オファーが来たと言い、「タロット占いの人に聞いたら『受けた方が良い』って言うから、『仕方ねぇな…』って」と“快諾”した経緯を明かした。

 今作に限らず、出演オファーの諾否に悩んだ際はタロット占いを頼ると言い、「たとえば『今回こういう大女優さんと一緒にやるんだけどどう思いますか』って聞くと、『この大女優さんは大変だと思うけどやった方がいい』と言ってくれる」と伝える。

 すると、即座に紫吹が「私のこと!?」とツッコミを入れるが、筧は「違いますよ!『この“K瞳”さんっていう女優さんは大変だと思うけどやった方がいい』って」と、別作品の共演者にまで火の粉を振りまきながら、「今回共演する人も大変だろうけど、やった方がいいんじゃないかって言われました」とオチをつけた。

 一方で、自身が演じる役柄については深く分析し、「自分の作品を外に出すのではなく、自分の中で大事にしてしまうような人だと思う。僕も自分が楽しめる演技をしてしまうところがあるので、その辺りは似ているのかな」と共通項も見出した。

 そして「おそらくこのミュージカルはかなりの賞を獲ることになり、今度2度、3度、4度、5度…と再演していくことになると思います。その初演を見るべきかどうか」と訴え、最後には観劇予定のファンに「(再演も)今後のあなたたちが兄弟や親戚のみなさんに『見たんだよ』と話題にしてくれるかどうかにかかっているんです。どうぞよろしくお願いします」と呼びかけていた。
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