「両投手とも持ち味が裏目に出てしまった…」巨人・高橋礼と鷹・東浜巨、両先発の乱調の原因を五十嵐亮太氏が言及

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2024年05月31日 07:13  ベースボールキング

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巨人・高橋礼 (C) Kyodo News
◆ 「大胆に攻めていかないと…」

 30日の巨人−ソフトバンク(東京ドーム)のカード3戦目は、巨人が6−5で逆転勝利。しかし、両先発の高橋礼と東浜巨は、お互いに序盤から相手打線に猛攻を受けた。

 巨人の先発・高橋礼は2回、二死一・二塁から甲斐拓也に先制の適時打を浴びると、柳町達・柳田悠岐にも適時打を許し4点を奪われる。3回にも失点した高橋は3回76球、8安打5失点と古巣打線に打ち込まれ降板。

 ソフトバンクの先発・東浜巨は5点のリードをもらった3回に、丸佳浩の適時打、ヘルナンデスの3ラン、岡本和真の2ランと一挙に6失点を喫し、すぐさま逆転を許してしまい、5回73球、5安打6失点(自責5)で今季初黒星を喫した。

 乱調だった両先発について、30日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した解説者の五十嵐亮太氏は「両投手とも持ち味が裏目に出てしまってました」と話を切り出すと、

 「高橋礼は低めにばっかりボールが集まり過ぎていて、バッターに“どうせ低めだよね”と思われていたと感じるんですよ。2回に打者・東浜巨にも低めにばかり投球して四球を与えて、対投手にはある程度、大胆に攻めて行かないと、他のバッターから“対投手にこの投球ならそんなに状態良くないんだ”と思われてしまい、打線が繋がっていきますよね」とコメント。

 続けて「一方で東浜も同じようにランナーを出してから物凄く慎重になり過ぎて、際どいコースを狙いすぎた結果、カウントが悪くなって、甘く入ったところを打たれる。この負の連鎖が両投手とも似たような感じで出てしまいましたよね。なので、なかなか流れを掴めなかったのかなと思いますね」と両投手ともに慎重になり過ぎていたとの見解を述べた。


☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』

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