怒りの“原点”から“覚醒”までを解説『マッドマックス:フュリオサ』チャプター予告

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2024年05月31日 09:01  cinemacafe.net

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『マッドマックス:フュリオサ』
ジョージ・ミラー監督の「マッドマックス」サーガ最新作『マッドマックス:フュリオサ』よりチャプター予告が解禁された。

『マッドマックス 怒りのデス・ロード』でシャーリーズ・セロンが演じた最強の戦士フュリオサをアニャ・テイラー=ジョイが演じ、その怒りの“原点”を描く本作。日本公開に先駆け、5月22日にベルギー、スウェーデン、デンマーク、韓国、台湾、シンガポール、インドネシア、タイ、フィリピンで公開。5月24日には全米で封切られ、全世界の各興行収入ランキングで初登場No.1のスタートを切った。

また、アジアでは香港・インド・台湾で『マッドマックス』シリーズ及びジョージ・ミラー監督作品史上最大のオープニング記録を達成。世界中で『フュリオサ』旋風が巻き起こっている。

本日より日本でも公開された本作より、この度解禁されたのは、本作の魅力を3つのポイントに分け、見どころをたっぷり解説した“チャプター予告映像”。改めてフュリオサの怒りの“原点”から“覚醒”までが豪華ロングバージョンで綴られている。

なおミラー監督は、「フュリオサが10歳の時に、“緑の地”から連れ去られるところから始まります。彼女の人生を追い、様々な試練を経て、やがて大隊長へとのぼり詰めていく。『怒りのデス・ロード』に至るまでの15年以上の物語を描いています。このフュリオサの長い旅路を紡ぐために、映画では5つの章に分ける必要がありました。『チャプター予告』は、この物語のダイジェストのような映像になっています」と、フュリオサの物語を描くべく、5つの章から構成されていることを明かした。


1.修羅の道
映像では、“緑の地”で母ジャバサ(チャーリー・フレイザー)と幸せに暮らしていたフュリオサが、誘拐される幼少期から始まる。助けに来た母もディメンタス将軍に捕まり、「“緑の地”を守って」という約束の言葉を最後に、フュリオサの目の前で殺され、故郷への帰還と、宿敵への復讐を誓う! 前作では詳細が明らかにされなかった彼女の生い立ち、“怒りの原点”が丁寧に描かれる。そして生前母から託された“植物の種”はどうなってしまうのか、母との約束を果たせるのか!?

2.怒りの戦士、誕生
成長したフュリオサは身を隠しながら、虎視眈々と故郷への帰還の機会を伺う。第2章では、荒野を駆ける超巨大タンカー“ウォー・タンク”をはじめ、改造車たちとの怒涛のアクションが展開される。これまでにないスケール、アングル、スピードで、観るものを置き去りにするほどの疾走感は、まさに車に乗っているかのような圧倒的ライド感だ。一方、フュリオサの心の拠り所となる護衛隊長ジャック(トム・バーク)との出会いも描かれる。前作『怒りのデス・ロード』ではマックス(トム・ハーディ)との間に絆が生まれたが、今作では若きフュリオサにとってジャックがどのような存在となるのか。

3.復讐のエンジンを鳴らせ
鉄の義手、バズカット、顔を覆う真っ黒なグリースで、戦闘準備万端のフュリオサは、さらに憤怒を加速させて、宿敵ディメンタスを追い詰めていく。爆走する改造車が入り乱れ、火炎放射攻撃を避けながら、銃で応戦する姿はまさにMAD(怒り)がMAX状態! “怒りの戦士”が、迫りくる強敵たちをなぎ倒し、復讐のエンジンを爆走させる様は、観る者全ての血液を沸騰させるほどの大迫力だ。果たして彼女は復讐を果たすことができるのか? 限界突破のフュリオサの“修羅の道”はどこまで続くのか…!

ジョージ・ミラー監督から日本のファンにメッセージ
さらにミラー監督から、日本のファンに向けたメッセージが到着。「ハロージャパン!最高のキャストとスタッフが全力で作り上げた作品です。日本で披露できることを誇りに思っています。きっと何かを感じ取ってもらえるはずです。皆さんの感想を聞かせてください!」と映画公開を楽しみに待つ日本に向けてコメントを寄せた。

また、公開前からすでにSNSでは「何回でも観に行く」と、リピート鑑賞を前提としているファンも多くいる本作だが、ミラー監督自身は、複数鑑賞に関して、「映画を観て、映画館から出る。そして観たばかりの作品を、もっと理解するためにすぐに映画館へ戻りたいと思う。それは映画を愛する私がこれまで何度も経験をしてきたことです。なぜ、そのような映画は私を強く引き付けるのか。それは寓話だからです。寓話であるがゆえに、その解釈は観る者の世界観に委ねられる。それぞれの人生の経験によって、意味を持つものになる。それが寓話の本質です。そのような物語には、命のようなもの宿っていて、観客との対話があるのです。解釈の柔軟性こそが、こういった物語が興味深い点なのです。細かいディテール、さりげないジェスチャーでさえも、皆さんが観るたびに気付くことがあると思います。それは物語に、重みがある証。見た目よりも、深い内容がある。もしくは氷山の一角で、その下にはもっと奥深いものである。リピート鑑賞することで、得るものがあると思ってもらえると嬉しいです」と語っている。

『マッドマックス:フュリオサ』は全国にて公開中。

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(シネマカフェ編集部)
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