開幕週デビュー馬には未来のスターホースが眠っている!? 今年の注目馬は…

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2024年05月31日 11:45  netkeiba

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18年の開幕週の新馬を制したグランアレグリア(18年6月撮影、ユーザー提供:ペルくんさん)
 かつては2歳夏デビュー=早熟のイメージがあったが、ここ数年で事情は大きく変わってきた。今や早い時期に勝ち、夏場を休養に充てて、秋に始動することがトレンド。とりわけ6月開幕週デビュー組からは、後の活躍馬が多く出ている。例を挙げると、17年のステルヴィオ、18年のグランアレグリア&ダノンファンタジー、19年のサリオス、21年のスタニングローズ、そして昨年のチェルヴィニア。GI勝ち馬、重賞勝ち馬のオンパレードなのだ。

 当然、今年の出走馬からも、来年のクラシックを賑わせる馬が出てくるに違いない。この世代で最初の2歳戦となる、土曜京都5Rの2歳新馬(芝1600m内回り)にはジャスタパーティー(牡2、栗東・杉山晴紀厩舎)とショウナンザナドゥ(牝2、栗東・松下武士厩舎)、2頭のセレクト億超えホースがエントリーしている。前者は叔母がプリモシーンなら、後者は半姉がミスエルテ&ミアネーロだから、ともに文句なしの血統馬。この2頭にセレクトセールで8000万円(税抜)のダノンフェアレディを加えたノーザンファーム生産馬3頭の戦いになるのか。

 一方、日曜は東京5Rの2歳新馬(牝、芝1600m)に注目だ。ここは新種牡馬対決で、サートゥルナーリア産駒がクライスレリアーナ(牝2、美浦・木村哲也厩舎)とエストゥペンダ(牝2、美浦・高柳瑞樹厩舎)の2頭、アドマイヤマーズ産駒がエンブロイダリー(牝2、美浦・森一誠厩舎)の1頭、フィエールマン産駒がフレイザーテソーロ(牝2、美浦・菊川正達厩舎)の1頭となっている。どの馬が父に初勝利をプレゼントするのか、要注目したい。

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