『虎に翼』伊藤沙莉「感情がぐちゃぐちゃ」 父・直言の懺悔シーンをぶっちゃける

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2024年05月31日 16:01  ORICON NEWS

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連続テレビ小説『虎に翼』の場面カット(C)NHK
 連続テレビ小説『虎に翼』(月〜土 前8:00 NHK総合 ※土曜日は1週間の振り返り/月〜金 前 7:30 NHK BS、BSプレミアム4K)で主人公・寅子を演じている伊藤沙莉がコメントを寄せ、父・直言(岡部たかし)のざんげシーンを振り返った。

【写真】寅子と優三の”新婚初夜” 並べた布団の上で…

 第110作目の連続テレビ小説となる本作は、日本初の女性弁護士で後に裁判官となった女性を俳優・伊藤沙莉が演じ、彼女とその仲間たちが困難な時代に道なき道を切り開き、迷える子どもや追いつめられた女性たちを救っていく。日本史上初めて法曹の世界に飛び込んだ三淵嘉子さんの実話に基づく、リーガルエンターテインメントとなっている。

――第43回(5月29日放送)では、優三の死を隠していたことを直言が懺悔する場面もありました。
この週はもう、感情がぐちゃぐちゃで。このシーンでは、寅子の気持ちを整理したくて演出の方に相談したんです。なかでも『でも、お父さんだけだったよ……家族で女子部に行っていいって言ってくれたのは』というセリフを言うときは、寅子としてあふれてくる感情が、喜怒哀楽のどこに属しているのか分からなくなって。感情の焦点をどこにも合わせられなくなってしまったんです。

そこで『答えなんか出そうと思わなくていいよ、もうぐちゃぐちゃのままでいい』とアドバイスをいただいて。その通りに、あえて特定の感情に焦点を定めずに演じたからこそ、違和感のない自然な表現ができたと感じています。

――そのほか、印象深かったシーンを教えてください。
第44回(5月30日放送)の、第1回(4月1日放送)につながる河原のシーン!優三さんの幻影に「トラちゃんができるのは、トラちゃんの好きに生きることです」と改めて励まされて、それと同時に新しい日本国憲法を手にするという、終わりと始まりがリンクするところが物語の造りとしてもおもしろいと思いました。続く10週からも、楽しんでいただけたらうれしいです!

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  • お父さんの全人生の懺悔シーン…何度も見返したくなる1話。
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