Snow Manはバカ売れ、SixTONESは契約終了…スポーツブランドとのコラボで明暗

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2024年05月31日 21:01  日刊サイゾー

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日刊サイゾー

上:Snow Man/下:SixTONES

 Snow Manを起用したスポーツブランド「PUMA」のキャンペーン「TO THE NEW WORLD」の第2弾が5月30日よりスタートし、早くもコラボ商品がECサイトで売り切れ続出になるなど反響を呼んでいる。STARTO ENTERTAINMENTのグループにとって企業広告は非常に重要な仕事だが、SixTONESはリーボックとのコラボ契約を失いそうで、明暗がくっきりと分かれている。

 Snow Manは2022年にPUMAとのコラボ商品をリリースし、想像を超えるほどのバカ売れになり、2023年から同ブランドのアンバサダーに就任。ファンには「PUMA=Snow Man」というイメージがすっかり浸透している。

 今回の「TO THE NEW WORLD」キャンペーン第2弾では、Snow Manが新商品の厚底スニーカーとコラボ。メンバーそれぞれが厚底スニーカーと共に写ったビジュアルなどが公開され、PUMAの公式販売サイトで当該商品の全アイテムが売り切れ(5月31日現在)になるなど、再びバカ売れ現象を巻き起こしている。

 ジャニーズ性加害問題の影響により、STARTO社のグループやタレントは広告契約を相次いで失った。Snow Manも例外ではなく、それだけに企業とのコラボは貴重な仕事であり、成功させれば広告業界における「旧ジャニーズ敬遠ムード」を払拭できる可能性もある。ファンもそれを知っていて、コラボ商品をこぞって買い求めている部分があるのだろう。

 どうやら今回もキャンペーンは大成功となり、Snow ManとPUMAの関係はより強固なものになりそうだ。

 これとは対照的なのがSixTONESだ。SixTONESは、昨年3月にスポーツブランド「リーボックジャパン」のブランドアンバサダーに就任。メンバーたちはMVでリーボックのシューズを履くなどブランド愛をのぞかせ、それに感動した同社の田中裕輔社長が昨年12月にSNSで「次の契約更新タイミングでは日本史上初の複数年ブランドアンバサダー契約を結ばせて頂きたい気持ちで一杯です」と複数年契約を示唆。「相思相愛」の関係になっていた。

 ところが、田中社長は今年3月にSixTONESとのコラボについて「昨日をもちまして一旦、年間契約は終了しました」と突然の終了宣言。STARTO社との交渉がうまくいっていないことが原因だとし、その具体的な理由として「SMILE-UP.(旧ジャニーズ事務所)からの権利・資産の引き継ぎやタレントの契約内容などについて情報が開示されていない」「次の契約内容にタレントの意思が反映されていない」「(STARTO社の)福田淳社長との会談を求めても実現しない」などといった問題点を挙げた。

 SixTONESとの契約は「いったん終了」とされたが、現在も再開される気配はない。そうしている間に、リーボックは3月より韓国の7人組ボーイズグループ「EVNNE」がK-POPブランドアンバサダーに就任したと発表。5月31日には、B’zの稲葉浩志が同ブランドの新CMに出演し、コラボシューズを発売することが決定した。

 STARTO社との交渉は継続されているようだが、この流れだとSixTONESの広告起用は立ち消えになる可能性が高い。

 これに対して、ネット上のSixTONESファンからは「Snow ManとPUMAのコラボはうまくいってるのに、事務所はSixTONESを売り出す気がないの?」「事務所のせいでSixTONESの仕事が邪魔されたら最悪」「いま広告に起用してくれる企業様がどれだけ大事か、事務所は分かってないのか」といった憤りの声が続出している。

 対決形式の同時CDデビューだったこともあり、何かと比較されがちなSnow ManとSixTONES。Snow Manのコラボがうまくいけばいくほど、SixTONESファンの不満は溜まっていきそうだ。

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