堂本光一『Endless SHOCK Eternal』終幕に感慨「幸せ」 観客から百合のサプライズ

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2024年06月01日 04:00  ORICON NEWS

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ミュージカル『Endless SHOCK Eternal』千穐楽カーテンコールに出席した堂本光一 (C)ORICON NewS inc.
 KinKi Kidsの堂本光一(45)が主演を務めるミュージカル『Endless SHOCK Eternal』が5月31日、千穐楽を迎えた。光一が記念のくす玉を割り、大量の紙吹雪を浴びると、1900人の観客から百合の花でサプライズ祝福を受けた。

【写真】王子が王子を!井上芳雄をステージに引き上げる堂本光一

 百合の花を振る客席を見わたした光一は「2階のうしろの方は見えていない。見える、見えないんじゃないんです。感じるんです」と決め顔。共演者と客席から「フー!」と盛り上げられるほほ笑ましい一幕もあった。

 コロナ禍において誕生し、本編の3年後を舞台にしたスピンオフ作品『Endless SHOCK Eternal』は、今回の公演をもって終幕する。光一は「コロナ禍のときにどうしたらエンタメの灯火を消さずにやることができるのかを考えて生み出した作品」と感慨深げに振り返り、「作品は、お客さんの目があってどんどん成長していくものだと思うんです。一人ひとりが役を育てて、良くなる過程が見て取れた部分もあったので、勉強になりました」と演出家としての思いを語った。

 そして「この作品は、支えてくださっている方が紹介しきれないくらいたくさんいます。感謝を申し上げたいと思います」と一礼。「こうして毎日満員のお客さまに温かい拍手をいただける、毎日(共演キャストと)顔を合わせることができる幸せな3ヶ月となりました」と思いを伝えた。

 「ひとつの節目ではあります」とした上で「コウイチ(役名)という人物は『みんなの思いが積み重なればそこにいる』」と劇中のオーナーのせりふを引用。「みなさんが思い浮かべてコウイチを復活させていただければと思います」と願いを込めた。

 この日のフォトコールには、光一のほか、佐藤勝利(timelesz)、中村麗乃(乃木坂46)、越岡裕貴&松崎祐介(ふぉ〜ゆ〜)、島田歌穂ら出演者が登壇。井上芳雄がサプライズで祝福に駆けつけた。

 作・構成・演出・主演を光一が務め、2000年11月の初演『MILLENNIUM SHOCK』から続く同ミュージカルは、今年でラストイヤー。4月22日に大台の2000回を達成し、5月9日夜の部にて、森光子さんが舞台『放浪記』で1961年から2009年にかけて積み上げた国内演劇の単独主演記録2017回を超え、2018回を達成し、単独1位となった。

 今後は、7、8月に梅田芸術劇場(本編のみ)、9月に博多座(本編のみ)、11月に再度帝国劇場(本編のみ)で上演する。
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