高橋ひかる主演で人気漫画『顔に泥を塗る』ドラマ化&7.13放送開始 メイクの力で前を向く人生逆転ラブストーリー

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2024年06月01日 07:10  クランクイン!

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ドラマ『顔に泥を塗る』ビジュアル (C)テレビ朝日
 高橋ひかるが、ヨシカズの人気漫画を原作とする7月13日スタートのドラマ『顔に泥を塗る』(テレビ朝日系/毎週土曜23時30分)で主演を務めることが決定。主演の高橋、原作者のヨシカズからコメントが到着した。

【写真】原作者・ヨシカズによるドラマ化応援イラスト

 2024年7月期の土曜ナイトドラマ枠に、テレビ朝日ドラマ初主演を務めた『ハレーションラブ』以来、約1年ぶりに高橋ひかるがカムバック。SNSで大きな反響を呼んだヨシカズ原作の人気コミック『顔に泥を塗る』(ゼノンコミックス/コアミックス)のドラマ化で主人公を演じることが決定した。

 高橋が本作で演じるのは、派遣社員としてデパートの受付で働く柚原美紅。自分に自信がなく、周りに気を遣ってばかりの美紅は、エリート弁護士の彼氏・結城悠久=通称・ハルの「清楚でいて欲しい」という希望に合わせて、控えめの化粧しかしない毎日。

 そんなある日、美紅はメイク男子・高倉イヴに偶然出会う。大好きなメイクに合わせて時にレディースファッションも楽しむイヴは、眩しいほどに輝いており、そんなイヴに憧れの赤リップのメイクをしてもらった美紅は、生まれて初めて自分のことを「綺麗」だと思う。ところが、この美紅のメイクをきっかけに、優しかった彼氏のハルがこれまで見たことがないような恐ろしい一面を次々見せて…。

 メイクという“心の武器”を手に入れて、モラハラ彼氏に恐怖を感じながらも前に進んでいく美紅を、どう高橋が魅せてくれるのか。

 美紅役に挑む高橋は、原作を読んだ際、最初は美紅に対して、もどかしさやある種の苛立ちなどを感じたそうだが、そこには「自分自身と重なる部分があるからこそ感じるものなんだ」との気づきが。「保身に走ってしまうところなど、私にも共通する部分なのに、客観的に見ていると『ずるいじゃん』や『なんでそうなっちゃうの?』と思ってしまったりして…。でも読み進めると、美紅は感情に素直な子なんだということがわかってきて、むしろ感情に真っすぐでいいなという印象に変わりました」「それからは、美紅を知るほど愛おしく感じるというか、他人事じゃないように感じるようになりましたね」と心情の変化があったことを明かす。

 そして、「素直に自分の落ち度にもちゃんと気づくことができて、きちんと自分と向き合って答えを探そうとしているひたむきさがすごく好きです!」と今は役に対する愛情が日々ふくらんでいる様子。そんな高橋に本作の見どころを聞くと、「沢山あるのですけど…」としながらも、魅力の1つに「これまで自分の好きなものを内に閉じ込めていた美紅が、イヴくんのメイクによって自分の好きなものに気づいてワクワクしていく時の表情」をあげる。その表情を通して、「『“好き”ってもっと気軽でいいんだ』とか『“楽しい”って表現していいんだ』と思っていただけたら」との思いを語る高橋。本作に対し、「ときめきが沢山詰まっている『ときめきMAX』な作品になっていると思います(笑)」と太鼓判を押した。

 なお、高橋演じる美紅の新たな一歩を後押しするイヴ役や、行く手を阻むハル役、さらには彼らの行動を怪しく見つめる鬼武柊真役などのキャスト陣は、近日発表される続報にて。

 ドラマ『顔に泥を塗る』は、テレビ朝日系にて7月13日より毎週土曜23時30分放送。

 高橋、ヨシカズ(原作)のコメント全文は以下の通り。

※高橋ひかるの「高」は「はしごだか」が正式表記

<コメント全文>

■高橋ひかる(柚原美紅役)コメント

――本作の主演が決まった時のお気持ちを教えてください。また、原作や台本を読んでいかがでしたか?

 最初に原作の表紙とタイトルを見た時に、タイトルの印象がとても強くて、「どんなお話なんだろう?」と、すごく引き込まれる感じがしました。実際に読んでいくと、とても苦しい気持ちにもなりましたが、共感される方も多い作品だと思ったからこそ、美紅に自己投影して、ご覧いただく方に楽しんでいただけたらな、と原作を読みながら思いました。

――高橋さんが演じる“美紅”について、どんな人物だと思いましたか? 共感できる部分や、ご自身と重なる部分、異なる部分などございましたら教えてください。また、演じる上で大事にしたいことがあれば教えてください。

 最初は美紅に対して、もどかしさや悔しさ、イライラなどを感じながら読んでいて、正に原作者のヨシカズさんからしたら、「してやったり」だと思うんですけど(笑)。でも、読めば読むほど、「この苛立ちは自分自身と重なる部分があるからこそ感じるものなんだ」と気づき始めました。それからは、美紅を知るほど愛おしく感じるというか、他人事じゃないように感じるようになりましたね。保身に走ってしまうところなど、私にも共通する部分なのですが、客観的に見ていると「ずるいじゃん」や「なんでそうなっちゃうの?」と思ってしまったりして、最初はそれに戸惑いましたが、読み進めると、美紅は感情に素直な子なんだということがわかってきて、むしろ感情に真っすぐでいいなという印象に変わりました。素直に自分の落ち度にもちゃんと気づくことができて、きちんと自分と向き合って答えを探そうとしているひたむきさがすごく好きです!

 また、美紅はイヴくんやハルくんなど、人からもらうエネルギーをすごく大切にする子で、自分が主軸ではなく、対相手がいてこそ輝く美紅だと思うので、それぞれの共演シーンを楽しみながら大切に演じていきたいなと思っています。

――美紅はメイクの力によって自信が持てるようになり、変化していきますが、高橋さんにとってメイクはどんな存在ですか?

 メイクもそうですし、「色」は感情をとても豊かにしてくれものだと思います。私は割と日常生活では色を取り込まないタイプだったので、かつては「可愛い色は似合わない」や「目立たない色でいいや」など自分で色を制限していたのですが、お仕事を通して強い色のブルーや赤などの物を身につけたり、チークを取り入れたり、ネイルを塗ったりした時に、自分自身も強くなれた気がしたんです。それをきっかけに好きな色を身にまとえるようになったので、メイクや色は自由の象徴だなと感じています。

 最近ではパーソナルカラーや骨格診断で「あなたに似合うものはこれです」と指標が見つけやすいからこそ、「絶対そっちの方が似合うよ」と人にも言いやすい世の中でもあり、誰がどう思うかを大切にしがちだなとも思うのですが、イヴくんみたいにメイクやファッションは自分の内面を表に表現できるものだと思うので、自由に楽しんでいいんだということを、作品を通して感じていただけたらなと思います。

――本作の見どころや、これから始まる撮影に向けての意気込みと共に、視聴者の皆様へメッセージをお願い致します。

 見どころは沢山あるんですけれど、これまで自分の好きなものを内に閉じ込めていた美紅が、イヴくんのメイクによって自分の好きなものに気づいてワクワクしていく表情はその1つだと思います。最近「自分って趣味ないな」という人が結構多いなと感じているのですが、好きなものはあるのに、そこまで上手いわけじゃないとか、趣味とまでは言えないかな、みたいに思い込んでいるのかなと思うんです。でも、好きだと感じた小さいときめきに気づいてほしいですし、大切にしてほしいなと思うので、美紅をはじめ、それぞれのキャラクターの些細なときめきとかワクワクを映し出しているシーンを見て、「“好き”ってもっと気軽でいいんだ」とか「“楽しい”って表現していいんだ」と思っていただけたらなと思います。

 ときめきが沢山詰まっている「ときめきMAX」な作品になっていると思います(笑)。また、誰もが抱える悩みを、それぞれのキャラクターが何かしら持っていると思うので、自己投影して見ていただいたり、私自身も多分この役を通して強く生きるヒントをもらえる気がしているので、作品を通して皆さんが毎日を楽しく強く生きるヒントが何か送れればいいなと思っています。美紅が強くなっていく姿を見守ってもらえるよう、精一杯、頑張りたいと思います。ぜひご覧ください。

■ヨシカズ(原作)

 数多の作品の中から『顔に泥を塗る』を見つけていただき嬉しく思います。主人公の美紅を演じてくださる高橋ひかるさんはとても華やかで美しい俳優さんですが、同時に純真で謙虚な雰囲気も感じられ、自分がイメージする美紅にぴったりでした。脚本も面白い展開を多々入れていただいており、リアルな美紅たちのドラマを見られることを今から楽しみにしています。

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  • コアミックスは、最近は映像化作品が増えたな
    • イイネ!2
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