“注目株”スビメンディの移籍先希望はバルサorレアル？　アーセナルからのオファーを拒否か

　レアル・ソシエダに所属するスペイン代表MFマルティン・スビメンディが、アーセナルからのオファーを拒否したようだ。5月31日、スペイン紙『スポルト』が伝えている。

　現在25歳のスビメンディは、2011年にレアル・ソシエダの下部組織に入団し、2018−2019シーズンにトップチームデビューを果たした。翌シーズンの終盤には完全にトップチームに定着すると、以降は主力選手へと成長。これまで公式戦188試合出場8ゴール7アシストの成績を残しており、2021年6月にデビューを飾ったスペイン代表では、国際Aマッチ通算5試合に出場している。

　多くのビッグクラブからの関心が報じられるなど、ヨーロッパを代表する“注目株”に成長を遂げたスビメンディ。『スポルト』によると、ミケル・アルテタ監督が率いるアーセナルは、2027年6月末まで契約を残している同選手の獲得に向け、契約解除条項に定められた6000万ユーロ（約103億円）を支払う用意があった模様だ。しかし、スビメンディはアーセナルからのオファーを拒否したという。

　同紙は、スビメンディがラ・リーガでのプレー続行を希望しており、本人はバルセロナかレアル・マドリードへの移籍を望んでいると指摘。また、バルセロナ側もバイエルンでプレーするドイツ代表MFジョシュア・キミッヒと同様にスビメンディへも強い関心を向けていると主張し、移籍の可能性を示唆した。