尾上松也、歌舞伎以外の仕事も行う理由「ただ見てるだけでは埋もれてしまうと思った」

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2024年06月01日 22:04  モデルプレス

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尾上松也(C)モデルプレス
【モデルプレス=2024/06/01】フジテレビ系バラエティ番組『相葉◎×部』(毎週土曜ひる4時30分〜)に、歌舞伎俳優の尾上松也がVTR出演。歌舞伎俳優、そして俳優として活躍する現在までの苦労を振り返った。

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◆尾上松也「ただ見てるだけでは埋もれてしまうと思った」

六代目・尾上松助を父に持ち、歌舞伎俳優としてだけでなく新作歌舞伎『刀剣乱舞 月刀剣縁桐』の演出・出演や数々のドラマに出演するなど、様々なジャンルで活躍している松也。しかし自身を「もともと家柄があるわけではない」と表現。「何もしないでいると、大役というかいい役っていうのは回ってこない。家柄のある方たちに回りますから。それをただ見てるだけでは自分は多分埋もれてしまうなと思った」ことが、様々なことにチャレンジする原動力となっているのだという。実は父・松助は歌舞伎の家柄の生まれではなく、歌舞伎界に弟子入りした立場。さらに父・松助が死去したことで、松也はわずか20歳で一門を率いることになったという。「他の若手の家柄のある方に追いつくためには、正直歌舞伎だけではやっていけない」という思いが、現在の自身の生き方を形作ってきたと振り返った。

◆尾上松也、すべての活動は「歌舞伎に還元されるように」

また、当時の心境を「言い方が悪ければ『なんとか抗おうとした』」とも表現した松也。「それが歌舞伎に還元されるように、そういう役者になっていかないといけない。そういう思いがあったんでいろんなことをしましたね」と自主公演やドラマ、ミュージカルと歌舞伎以外の多様な活動を続ける理由を口にした。

この日の同番組では、兄と尾上が同い年で、子ども時代から親しいという尾上右近のロケの様子を放送。尾上の若かりし日々を「なかなか理想と現実が一致していない時期が長かった」と辛いときもあったと語り、「経験を積んでいく。歌舞伎座で主役をつとめたい」と当時尾上が話していたと、尊敬を込めつつ、懐かしそうに口にしていた。(modelpress編集部)

情報:フジテレビ

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