福永祐一厩舎に初タイトルをもたらすか 洋芝実績のある管理馬が先行押し切り狙う
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2024年06月03日 19:15 netkeiba
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重賞初制覇を目指すカルネアサーダ(今年4月撮影、ユーザー提供:zatsumuさん) 今年3月に開業した福永祐一厩舎が、函館スプリントステークス(3歳上・GIII・芝1200m)のカルネアサーダ(牝5)で重賞初制覇を狙う。
福永祐一調教師は騎手時代にJRA通算で2636勝、重賞は160勝、GIは34勝を挙げて、昨年2月に引退。調教師に転身し、今年3月に開業した。ここまでJRA通算で41戦5勝。これは同時開業の調教師ではトップの数字となっている。
重賞はこれまで4戦して、アーリントンCのチャンネルトンネルの3着が最高着順だが、いつ勝っても不思議ない雰囲気がある。そして今週末の函館スプリントSにはカルネアサーダがスタンバイ。3走前のタンザナイトSを逃げ切った実力馬で、その後も淀短距離Sが4着、転厩初戦の春雷Sも4着と、安定した走りを見せている。昨年のこのレースは12着に大敗したが、大外枠が堪えたもので参考外。洋芝には実績があるので、上位に食い込めるチャンスがあるはずだ。
福永調教師は騎手時代、02年の函館スプリントSをサニングデールで制覇。これが函館での初勝利だった。調教師としても函館スプリントSで函館初勝利となるか。そのタクトから目が離せない。
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