イングランド代表がパルマーのPKなどで3発勝利! 期待の若手がA代表デビューも

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2024年06月04日 06:31  サッカーキング

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PKで先制点を決めたパルマー[写真]=Getty Images
 EURO2024本大会を控えるイングランド代表が3日にボスニア・ヘルツェゴビナ代表との国際親善試合を行った。

 イングランド代表はEURO2024予選において、イタリア代表やウクライナ代表など難敵が揃ったグループCを首位通過。本大会ではスロベニア代表。セルビア代表、デンマーク代表と同居するグループCに入った。

 本大会前の重要なテストマッチとなる今回のボスニア・ヘルツェゴビナ代表戦。ゴールマウスはジョーダン・ピックフォードが守り、最終ラインはエズリ・コンサ、ルイス・ダンク、マルク・グエイ、キーラン・トリッピアーが入った。トレント・アレクサンダー・アーノルドは中盤で起用され、コナー・ギャラガー、ジャロッド・ボーウェン、コール・パルマー、エベレチ・エゼ、オリー・ワトキンスがスタメン入りした。

 前半は静かな試合展開となった。イングランドはオリー・ワトキンスがペナルティエリア内でシュートを放つが、ボスニア・ヘルツェゴビナ代表GKニコラ・ヴァシリの好セーブに阻まれる。コーナーキックからエズリ・コンサが放ったシュートもヴァシリに防がれ、前半はスコアレスで折り返した。

 後半はイングランドが立て続けにセットプレーを獲得してゴールに迫る。58分にはコーナーキックからボーウェンがボレーシュート。惜しくも得点には至らなかったが、直前のゴール前でのポジション争いでワトキンスが倒されてPKを獲得した。60分、このPKをパルマーが冷静にゴール右隅へ決めて、イングランドが先制に成功した。

 得点後にイングランドは一気に5人の選手交代を敢行。アダム・ウォートン、ジャラッド・ブランスウェイトがピッチに投入され、A代表デビューとなった。

 その後、85分に追加点が生まれる。途中出場のジャック・グリーリッシュがファーサイドへクロスを送ると、トレント・アレクサンダー・アーノルドがタイミングよくボレー。見事にコントロールされたシュートは、逆サイドネットを揺らした。

 そして、勢いづいたイングランドは89分、ショートコーナーから相手の守備陣を崩してゴール前の混戦を生み出すと、最後は途中出場のハリー・ケインがゴールへ押し込んでリードを3点に広げた。

 試合はこのまま終了。イングランドがボスニア・ヘルツェゴビナに3−0で勝利した。イングランドは今後、7日に『ウェンブリー・スタジアム』でアイスランド代表との国際親善試合を戦った後、16日にEURO2024本大会のグループステージ初戦でセルビア代表と対戦する予定となっている。

【スコア】
イングランド代表 3−0 ボスニア・ヘルツェゴビナ代表

【得点者】
1−0 60分 コール・パルマー(イングランド)
2−0 85分 トレント・アレクサンダー・アーノルド(イングランド)
3−0 89分 ハリー・ケイン(イングランド)

【イングランド代表スタメン】
GK:ジョーダン・ピックフォード
DF:エズリ・コンサ、ルイス・ダンク、マルク・グエイ、キーラン・トリッピアー
MF:トレント・アレクサンダー・アーノルド、コナー・ギャラガー、ジャロッド・ボーウェン、コール・パルマー、エベレチ・エゼ
FW:オリー・ワトキンス

【ボスニア・ヘルツェゴビナ代表スタメン】
GK:ニコラ・ヴァシリ
DF:エルミン・ビチャクチッチ、アネル・アフメドジッチ、ニコラ・カティッチ、スティエパン・ラデリッチ、ユスフ・ガジベゴビッチ
MF:ベンヤミン・タヒロヴィッチ、ダリオ・シャリッチ、アルミン・ギゴヴィッチ、ハリス・ハイラディノビッチ
FW:エルメディン・デミロヴィッチ

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