EURO2024開催国のドイツ代表はスコアレスドロー…ウクライナ代表に苦戦で決定機を活かせず

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2024年06月04日 06:31  サッカーキング

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ドイツ対ウクライナはスコアレスドロー[写真]=Getty Images
 EURO2024開催国のドイツ代表とウクライナ代表が3日に国際親善試合を行った。

 1996年大会以来、28年ぶりのEURO制覇を目指すドイツ代表と、4大会連続4度目の本大会出場で前回大会のベスト8越えを目指すウクライナ代表が国際親善試合を行った。

 ドイツ代表はマヌエル・ノイアーがゴールマウスを守り、イルカイ・ギュンドアン、フロリアン・ヴィルツ、ジャマル・ムシアラ、カイ・ハフェルツらが先発出場。一方、ウクライナ代表はがオレクサンドル・ジンチェンコ、ビクトル・ツィガンコフ、ミハイロ・ムドリクらが先発し、ラ・リーガ得点王のアルテム・ドフビクらはベンチスタートとなった。

 立ち上がりからドイツ代表が迫力のある攻撃を仕掛け、何度もゴールに迫った。しかし、なかなか先制点を奪うまでには至らない。一方、ウクライナ代表もロマン・ヤレムチュクが決定的なシュートを放つが、ノイアーの好セーブに阻まれて得点は奪えなかった。前半はスコアレスで折り返す。

 後半開始からドイツ代表はクリス・ヒューリッヒとデニズ・ウンダフを投入。敵陣深くまで押し込んで攻撃を仕掛けるが、ウクライナ代表も粘り強い守りで得点を許さない。61分には途中出場のマクシミリアン・バイアーがペナルティエリア内右から強烈なシュートを放つが、これはクロスバーの内側に跳ね返ってゴールラインは割らず。63分にも再びマクシミリアン・バイアーがペナルティエリア内から枠内シュートを放ったが、アナトリー・トルビンの好セーブに阻まれた。

 一方、ウクライナ代表も89分にカウンターからチャンスを作り、ノイアーのクリアミスを誘発。しかし、惜しくもオフサイドとなり、得点につなげることはできなかった。
 
 試合はこのままスコアレスで終了。ドイツ代表はEURO2024の本大会に向けて、不安を残す結果となった。

 今後、ドイツ代表は7日にギリシャ代表と国際親善試合を行い、14日にEURO2024・グループリーグ初戦のスコットランド代表戦に臨む。一方、ウクライナ代表は7日にポーランド代表、11日にモルドバ代表と国際親善試合で対戦し、17日にEURO2024・グループステージ初戦でルーマニア代表と対戦する予定となっている。

【スコア】
ドイツ代表 0−0 ウクライナ代表

【ドイツ代表スタメン】
GK:マヌエル・ノイアー
DF:ジョシュア・キミッヒ、ヨナタン・ター、ヴァルデマール・アントン、マクシミリアン・ミッテルシュテット
MF:ロベルト・アンドリッヒ、パスカル・グロス、イルカイ・ギュンドアン、フロリアン・ヴィルツ、ジャマル・ムシアラ
FW:カイ・ハフェルツ

【ウクライナ代表スタメン】
GK:アナトリー・トルビン
DF:エフィム・コノプリャー、イリア・ザバルニー、オレクサンドル・スヴァトク、ミコラ・マトヴィエンコ、オレクサンドル・ジンチェンコ
MF:タラス・ステパネンコ、ミコラ・シャパレンコ、ビクトル・ツィガンコフ、ミハイロ・ムドリク
FW:ロマン・ヤレムチュク

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