“感情の嵐”に混乱する頭の中をビジュアル化した『インサイド・ヘッド2』日本版本ポスター

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2024年06月04日 12:00  ORICON NEWS

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ディズニー&ピクサー『インサイド・ヘッド2』(8月1日公開)日本版ポスター(C)2024 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
 ディズニー&ピクサーの新作『インサイド・ヘッド2』(8月1日公開)の日本版本ポスターが解禁となった。

【動画】『インサイド・ヘッド2』日本版特報第2弾

 『トイ・ストーリー』『モンスターズ・インク』『リメンバー・ミー』など、イマジネーションあふれるユニークな“もしもの世界”で数々の心温まる感動の物語を描いてきたディズニー&ピクサー。本作は、どんな人の中にも広がっている“感情たち”の世界を舞台にた『インサイド・ヘッド』(2015年)の続編。

 日本版本ポスターに描かれているのは、大人へと成長していく中で突然自分に訪れた“感情の嵐”に頭を抱え不安いっぱいの表情を浮かべている本作の主人公・ライリーの姿。ライリーは、友達とホッケーが大好きで、ちょっぴりお調子者な一面もある明るくて優しい女の子。頭の中で彼女を子どもの頃から見守る感情たち、ヨロコビ、カナシミ、ムカムカ、ビビリ、イカリは、そんなライリーが幸せに暮らせるよう日々奮闘していた。

 しかし、ある日、高校入学を控えたライリーに大きな転機が訪れ、彼女の頭の中で“謎の警報”が鳴り響く。困惑するヨロコビやカナシミたちの前に現れたのは、なんと<大人の感情>たちだった。常に最悪の将来を想像して、あたふたと必要以上に準備してしまうシンパイ、小さな身体で背伸びして、いつでも周りの誰かをうらやんでいるイイナー、どんなときも退屈&無気力で片時もスマホは手放さないダリィ、そして、いつもモジモジしていて、恥ずかしさがMAXになるとフードで顔を隠すハズカシが現れ、ライリーはあふれ出す感情が抑えられなくなっていく。

 子どもの頃から見守るヨロコビたちと、シンパイ率いる<大人の感情>たちは、みんなでライリーが幸せになれるよう力を合わせていくのかと思いきや、ライリーの将来のために彼女は変わらなければならないと考えたシンパイたちは、ヨロコビ、カナシミ、ムカムカ、ビビリ、イカリたちを追放してしまう。そして、<大人の感情>たちの暴走によって巻き起こされる“感情の嵐”に、ライリーは自分らしさを失っていき、感情たちの世界は崩壊の危機に。そんなライリーを救うカギは、広大な頭の中の世界の奥底に眠る“ある記憶”にあった…。

 本作で描かれる“ライリーの物語”は、家族や友達、大好きなものに囲まれて幸せいっぱいで素直に笑ったり泣いたりできた子どもの頃から、大人になるにつれて友達や周囲との関係に悩んだり、人と比べて不安になったり、自分はダメと落ち込んだりして感情があふれ出して抑えられなくなる…そんな私たち誰もが経験したことのある“感情の嵐”を描く。

 『モンスターズ・ユニバーシティ』などでストーリースーパーバイザーとして実力を磨いてきたケルシー・マン監督は本作について「この映画は、自分自身を受け入れることをテーマにしています。ダメなところも含めて、自分を愛すること。誰しも愛されるために、完璧である必要はないのです」と語っている。感情の嵐に振り回されるライリーに思わず自分を重ねて共感できる“大人が泣ける”名作の誕生の予感大だ。

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