30分以内で三人前を完食!史上最速初優勝の大の里、部屋の近隣飲食店で見せた“大きな胃袋”

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2024年06月04日 16:00  週刊女性PRIME

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大の里 写真/共同通信社

 相撲界にニュースターが誕生! 大の里が史上最速記録で初優勝した。

「初土俵から7場所で賜杯を手にしました。先場所の尊富士に続く若手力士の優勝です。大の里は石川県生まれで、中学では新潟の強豪校に相撲留学。日本体育大学に進学すると、1年生で学生横綱になりました。'23年に『二所ノ関部屋』に入門してデビューするとトントン拍子に出世して、今年1月に新入幕。あっという間に頂点に立ちました」(スポーツ紙記者)

 新入幕から3場所連続での三賞受賞も新記録。二所ノ関部屋のある茨城県阿見町は快挙に沸いている。

「地元では“スター誕生”だって喜んでいるよ。この前、ウチのお客さんが彼に会ったら一緒に写真撮影してくれたって。全然、気取っていなくて、応援ありがとうございます!って、感謝してくれたらしいよ」(近所にある喫茶店の店主)

30分で3人分をペロリ

 部屋の親方である元横綱・稀勢の里は、出身の同県牛久市で土地を探していたが、道1本隔てた阿見町に部屋を建てることに。

「牛久市からは財政難のため、部屋建設の補助を断られたみたいです。それで阿見町に聞いてみたら大歓迎。完成した部屋は、大きくて立派です」(牛久市の住民)

 敷地内のバスケットコートで力士たちがプレーしたり、大の里は、近所の飲食店に出没することも。

ウチには毎週2回ぐらい来ます。昼に若手4人で自転車に乗って。ワイワイ楽しそうにしていますが、騒いでほかのお客様の迷惑になるようなことはないですね。大の里さんは、いつも煮干し白湯ラーメンに油そば、それにミニ丼を付けています。ウチのミニ丼はミニといっても、普通の1杯分くらいありますよ。みんな3人分は食べるので、合計12人分。それを30分以内に食べて帰るから回転率は非常にいい。助かっています!」(『麺屋 鳳』の店長)

食欲で地域の経済に貢献

 ラーメンが好きなようで、ほかの店でも。

「夜7時くらいに自転車でやってきます。濃厚タンメンとから揚げご飯の『タンカラセット』が定番。夕方に部屋でちゃんこを食べてから、夜食として食べに来ているみたいです」(『茨城タンメン カミナリ』の店長)

 中華料理店『きらく』は、二所ノ関親方の父親も通っていたという。

「昨年の夏、若手力士4人で自転車に乗ってランチに来ました。ネットの評判を見たそうです。ウチのメニューは量が多くて有名で、カツ丼、ラーメン、ニラレバを頼んでペロリと平らげる。普通の人なら1皿でお腹いっぱいになるけれど、すべて大盛りで注文して。私が“おばちゃんが生きているうちに横綱になってね!”と言ったら、照れながら“ハイッ!”って答えてくれて。まだサインは考えていないって言ってたけど、次に来たらお願いするわ」(店の女将)

 その後も毎月のように通ってくるという。インドネシア人の女性店員によると、

「大の里さんとは、よく話しますよ。“たくさん食べるけれど、部屋で食べてないの?”と聞いたら“食べてきたよ、ちゃんこ”って。“帰ってから何するの?”と聞いたら“寝るー”とか。初場所の前に来たときに写真を頼んだら、変顔もしてくれました(笑)」

 そして、この女性店員からは、こんなリクエストが。

「私をカノジョにしてほしい(笑)。でも私、結婚してるんだけどネ」

 ほかにも部屋の近くにある焼き肉店、ハンバーグ店、回転寿司店などにも足を運ぶ。どの店も短い時間で大量に食べるので大歓迎。若手力士の食欲が、地域の経済に貢献しているようだ。

晴らすべき親方の悔しさ

 阿見町役場は“祝優勝大の里”の垂れ幕を掲げている。

「これまで“阿見町”と言っても他県の人はわからなかったと思いますから、大の里さんの優勝は、ありがたいです。大の里さんには、2月の人口5万人突破記念イベントにも出席していただきました」(阿見町広報戦略室)

 出身地の石川県でも祝福の声が沸騰。『津幡町大の里後援会』代表の長井恒輝さんは、子ども時代の大の里を指導していた。

「相撲教室で2年間コーチしていました。子どもらしい、おちゃめな子でしたよ。友達同士でわいわい遊んだりして、普通の小学生でした。小学生同士では練習にならないので、僕とか大人とぶつかり稽古していましたね。よく転ばされて泣いていましたが、そういった経験も強くなった要因かもしれません

 高校生のころに髪を切ってもらっていたのが、石川県にある『理容ヒロシ』。

身体が大きくて威圧感はあるけど、丁寧な言葉遣いで礼儀正しい学生だなと思いました。髪を切り終わった後も“ありがとうございます”ってね。髷を結っちゃったから、もう髪に触れないのが寂しいね」(店主の六郷裕さん)

 部屋のある阿見町でも、出身地の津幡町でも、愛されるまじめキャラなのだ。

「親方はモンゴル勢に対抗できる横綱と目されていましたが、ケガで休場が続いて引退。大の里が悔しさを晴らしてくれると期待されています」(前出・スポーツ紙記者)

 たくさん稽古して、ランチで大食いすれば、きっと無敵の横綱になれる!

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