俳優の石原さとみ(37)が4日、テレビ朝日系連続ドラマ『Destiny』(毎週火曜 後9:00)の最終回放送直前囲み取材に参加した。
【写真】佇まいが上品…!亀梨和也からの直筆の手紙を読む石原さとみ 出産を経て、石原が3年ぶりに連続ドラマに復帰した本作では、石原演じる主人公の検事・西村奏が、亀梨演じる大学時代の恋人・野木真樹と12年ぶりに再会。それを機に、封印してきた青春時代のある事件の扉が開き、2人は“20年に及ぶ運命”の波に翻弄(ほんろう)されていく物語を描く。
産後の連ドラ復帰作となった本作では「正直心が折れそうなこともあった」と子育てとの両立が大変だったという撮影を振り返る。そして「2年前に子供を産んでから生活が180度変わりました。その上で、今までと同じ仕事の仕方は難しいと本当に思いました。でも、だからこそ、心から挑戦したいと思える作品に参加しよう」という思いで、本作と、映画『ミッシング』に臨んだことを明かした。
石原は「『ミッシング』も『Destiny』も本当に命懸けだった」といい「自分の心がどんな状況になっても揺さぶられないように、自分で心を鼓舞したり、体力のケアをしたり…自分の中で強くなければいけないとすごく感じました。そんな中で、映画もドラマも、自分を削りながらでも挑戦したいと思える作品だったので、すごく私は恵まれているなと思いました。また、乗り越えるには1人では絶対に無理だと分かったので、家族やスタッフの皆さまへの感謝にあふれていますし、これからもそういう作品に出会えたらいいなと思います」とほほ笑んだ。
最後には亀梨からの手紙もサプライズで届けられた。亀梨への感謝を語りつつも「私自身この先のお仕事はまだ決まってないですし、この作品がすごく貴重なものでした。自分の中でとても大事なものにしたいと思います」とドラマ最終回を前に、やり切った思いを語っていた。