仲里依紗、初監督作品主演・ロバート秋山の“唯一のセリフ”カット「苦しそうでした(笑)」

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2024年06月04日 19:19  モデルプレス

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仲里依紗(C)モデルプレス
【モデルプレス=2024/06/04】女優の仲里依紗が4日、都内で行われた「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2024」オープニングセレモニーに出席。自身が監督を務めた作品について語った。

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◆仲里依紗、ロバート秋山の魅力熱弁

ロバートの秋山竜次が週刊誌のカメラマン鏑木を演じるホラー『撮影/鏑木真一』を監督した仲は「私、秋山さんの眼力が大好きなんです。いつもはその眼力が面白い方向に行っちゃうんですけど、『絶対この眼力で私は秋山さんの違った面を撮りたいな』という、ただのファンなんですよね。秋山さんの」と秋山の魅力を熱弁。本作では「主役がしゃべらない」点も見どころだそうで、仲は「『うん』というセリフが一言だけあったんですけど、それも消しました。『すみません、それ言わないでください』って言って。なるべく喋らせないっていう。編集でも消しましたし。(秋山は)苦しそうでした(笑)」と伝えた。

さらに、本作では芸能界のスキャンダルをテーマにしていることについては「秘密がない人なんて絶対いないから。私は逆にそれを想像することが好きなので。『あの人、絶対、こう言ったけど、こう思ってないよね』ということに想像をかきたてるのが大好きなんですよ」とぶっちゃけ。「だからホラーも『おばけっているのかな』『いないよ』とか子どもみたいな話ですけど、そういうお話をお友達だったり家族とやれているって、言ったら幸せなんですよ。人のことを気にしているってとても幸せな時間なので。それがなくなると、人のことなんて気にできないくらい追い詰められちゃうということになってしまうと、人間、つらくなってしまう瞬間があると思う」と持論を展開した。

◆福士蒼汰、監督として楽しかった瞬間とは

また、同じく清水尋也、芋生悠らが出演する映画『イツキトミワ』を監督した福士は「編集とか音入れとか、僕にとっては『なんじゃこりゃ』『何をどうやっていいかまったく分からない』という初めての部分で難しかった」と回顧。そして「1番楽しかったのは、役者さんに演出をするという瞬間がすごく楽しくて。僕の一声で俳優さんたちがちょっと変わるんですよ。心が動いたりとか。でもそれによってやりにくくないように、自分がどういう言葉、どういう言い方でその人に伝えればいいかという伝え方みたいな部分をすごく考えるきっかけになった」と楽しそうに振り返った。

◆「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2024」

同映画祭は、米国アカデミー賞公認、アジア最大級の国際短編映画祭。本年は「Illuminate Your Life 〜いのち 照らせ セカイ照らせ」をテーマに、映画祭史上初となる、全編全てをAIが制作したショートフィルムや、パレスチナの難民キャンプを舞台にした物語、ミサイル攻撃を生き残った人々のスマートフォンフッテージから制作されたドキュメンタリー、宗教や文化の違いを背景に描かれるダイバーシティを訴えかける作品など、現代の「いのち」や「人生」、「生活」と、それを取り巻く「セカイ」を照らし出すショートフィルムの数々が集結している。仲、福士、千葉雄大、森崎ウィンはこのほど、俳優でありながら監督に挑戦した。(modelpress編集部)

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