リニア工事、掘削3年遅れ=JR東海、住民に説明―長野県大鹿村
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2024年06月04日 21:01 時事通信社
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JR東海は4日、長野県大鹿村で、リニア中央新幹線伊那山地トンネル(青木川工区)と南アルプストンネル(長野工区)の周辺住民を対象に説明会を開いた。当初想定に比べ掘削完了までに2年半〜3年の遅れが生じ、舗装完了はそれぞれ2029年夏、30年夏となる見込みだと説明した。
工期遅れの理由として、柔らかくてもろい「蛇紋岩」の掘削などに時間を要していること、今後の掘削エリアの地質はさらに難しい工事が想定されることなどを挙げた。
JR東海の担当幹部は「工期を延期せざるを得ない状況となったことについて大変申し訳ない思い。早期の工事完成を目指して全力で取り組む」と述べた。
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