京本大我「大きな夢を抱いていた」モーツァルト役に挑戦 3度目の古川雄大は「自分を追い込んでいこうと思っています」

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2024年06月05日 04:10  エンタメOVO

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古川雄大(左)と京本大我 (C)エンタメOVO

 ミュージカル「モーツァルト!」製作発表記者会見が4日、東京都内で行われ、出演者の古川雄大と京本大我が登壇した。

 本作は、「才能が宿るのは肉体なのか? 魂なのか?」という深遠なテーマをベースに、その高い音楽性を重層的な作劇で“人間モーツァルト”35年の生涯に迫る。2002年の日本初演以来、大好評を博して再演を重ね、今回は約3年ぶりの上演となる。

 タイトルロールでもあるヴォルフガング・モーツァルト役を演じるのは、2018年より同役を務める古川と、今回初登場となる京本の2人。

 古川は3度目となるヴォルフガング・モーツァルト役になるが、「初めて参加したときは、とにかくあがいて、何とかやりきったヴォルフガングでした。2回目は少し技術的にも余裕が出てきて、自分の中でつかんだものがあったのですが、いろいろな関係者の方から初演の方が良かったという声をいただきまして。俺がつかんだものは何だったんだろう」と苦笑いで明かした。そして、「(1回目のときは)何か足りないものを追い求めている姿が役に生きたのかなと思うので、3回目の今回は、自分を追い込んでいこうと思っています」と意気込んだ。




 また、念願だったという本作の主演をつかんだ京本は「いつか自分も『モーツァルト!』が務められるくらい頑張ろうと、ぼんやりと大きな夢を抱いていました。20代ラストの年に挑戦させていただける機会をいただけたことを光栄に思っています」と出演を喜んだ。




 役柄については、「幼少期に奇跡の子と呼ばれた天才。天才の役を天才が演じるのは難しい。けれど、僕みたいな特別秀でていない人間がコツコツ積み上げる面白さが絶対にあると思います。(SixTONESの)メンバーでも天才だと思う人がいるので、そういうキャラクターを日々、研究し、奥行きのある役作りをしたいと思います」と話した。

 天才だと思うメンバーについて聞かれると、京本はジェシーを挙げ、「ジェシーは自分のことを天才じゃないと言いますが、僕からすると才能の塊。フィーリングでやることがかっこよかったり、音楽的なレベルも高い。努力もたくさんしていますが、もともと持ち合わせているものがあると思います。そういうのを見ると僕もより頑張ろうと思います」と語った。

 なお、この日は本作のビジュアルが2人によってアンベールされ、初公開された。




 舞台は8月19日〜9月29日に都内・帝国劇場ほか、大阪、福岡で上演。

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