中川大志&丸山礼&福士誠治ら、狂わされるキャスト発表『夏目アラタの結婚』

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2024年06月05日 07:21  cinemacafe.net

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『夏目アラタの結婚』(C)乃木坂太郎/小学館 (C)2024映画「夏目アラタの結婚」製作委員会
柳楽優弥と黒島結菜が共演する映画『夏目アラタの結婚』に、中川大志、丸山礼、立川志らく、福士誠治、今野浩喜、市村正親が出演することが分かった。

今回発表された6人が演じるのは、死刑囚・品川真珠(黒島さん)に翻弄され、狂わされる者たち。

事件の担当弁護士であり、二転三転する真珠の供述に翻弄されながらも、真珠の無実を信じる宮前光一役の中川さんは、撮影で印象的だったシーンについて「やっぱり裁判シーンですね。僕が演じた宮前は弁護士の役だったので、裁判のシーンは一つの見せ場でした。事件の時系列を説明したり、専門的な用語がたくさんあるセリフを覚えるのは苦戦しましたし、緊張の連続でしたが、とても楽しく演じきることができました」と手ごたえを明かし、事件の真相を探るために死刑囚に結婚を申し込む主人公・夏目アラタ役の柳楽さんについては、「すごく尊敬する先輩で、大好きな役者さんなので、いつかご一緒できたらいいなとずっと思っていました。今回共演することが出来て嬉しかったですし、とても優しくてチャーミングな方なので、現場ではいつも楽しく過ごさせていただきました」と喜ぶ。

一方、黒島さんとは現場ではほとんど話さなかったそうで、「黒島さんとは、死刑囚と弁護士という二人の絶妙な距離感を保ちながらお芝居していました。黒島さんが、真珠のキャラクターをどの様に成立させるか葛藤しながら、自分の中で噛み砕いて戦っている姿を見ていたので、その姿に心を動かされましたし、僕もそこにシンクロさせながら演じることができました。真珠の得体のしれないパワフルさや、周りの人たちの心をどんどんかき乱して引き込んでいく姿は魅力的ですし、僕自身も自然と引き込まれていってしまいました」とコメントしている。

アラタの様子を心配しながらも、自身も真珠と接することで翻弄され、次第に心酔していく、アラタの先輩の児童相談所職員・桃山香役の丸山さんは、今回が映画初出演。「やっぱり真珠とのシーンかなって思います。本当に何回も緊張するシーンを撮らなくてはいけず、帰ってから肩がガチガチになるぐらいで、すごく大変でした」と印象に残ったシーンを述べ、柳楽さんについては「本当に失礼なんですけど、握手を求めちゃいましたね(笑)『握手してすみません』というところから始まったのですが、そこから、休みの日に何するのとか、流行りの写真の撮り方などの話をさせていただいて、距離が縮まっていったと思います。私は絵文字が好きなんですけど、柳楽さんはハートに炎が上がっている絵文字が好きだって言ってました(笑)」と和やかなエピソードを披露。

真珠の控訴審の裁判長・神波昌治役の市村さんは、「僕が演じた裁判長の神波の人間性っていうのは、裏の裏のさらにもう一つ裏まで見据えているような男なのかなと。一見すると何を考えているのかわからない雰囲気の中で、奥の奥の奥をずっと見ているように感じさせるように常に意識していました」とふり返り、「黒島さんの演じた真珠は個性が強く、見ているこちらもあっと口が開いてしまうくらいの演技をされていてすごかったです。裁判中にキレかかってきた時の芝居は、演技なのか本気なのかわからないような感じで、近寄りたくないなと思わず思ってしまうくらいでした」と熱演を賞賛。柳楽さんについても「僕にとってはどこか息子のような感じがあり、温かい目で見守っていました」と信頼を寄せている。

そのほか、志らくさんがアラタの行動を注視する児童相談所の所長・大高利郎、福士さんが真珠を追い詰める検事・桜井健、今野さんが面会室でのやり取りを見張る刑務官・井出茂雄を演じる。

そんな宮前ら新キャラクターたちが事件を巡り、真珠に振り回され翻弄されていく様子が描かれている緊迫の特別映像も公開された。

『夏目アラタの結婚』は9月6日(金)より全国にて公開。





(シネマカフェ編集部)
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