スポットライトの当たるステージに登場した5人。「全身全霊のライブをお届けします！」という嶋��の決意宣言に続いて、全員でタイトルを高らかに叫んでコンサートは幕を開けた。オープニングは、関西ジュニアの楽曲「NEXT STAGE」や「Blow out」などを披露して、観客の声援に応える。その後は、関西ジュニアから全国へと飛躍したSUPER EIGHT、WEST．、なにわ男子など関西グループの豪華メドレーをパフォーマンス。また、timeleszの「君と…Milky way」では、スモークとメンバーカラーに光ったライトボールを使った幻想的な世界観にファンも酔いしれた。
今回のライブでは、関西ジュニアらしいキラキラの王道ナンバーから、コミカルなナンバーまでLil かんさいの魅力が詰まった全23曲を披露。各メンバーのソロコーナーでは、「Think u x.」（西村）、「痕跡」（嶋��）、「20-Tw／Nty-」（大西）、「Oh! My darling」（岡��）など、ジャンルの違う楽曲で個性が光った。ラップが特技の當間は、「當間Rap」で登場。マイク1本とキレッキレのリリックで会場を盛り上げた。
最後の挨拶では、當間が「Lilかんさい史上、一番大きな会場でライブをさせてもらって、めちゃくちゃ感謝の気持ちでいっぱいです。間違いなくみなさんの期待に応えられるようなグループになっていきますので見守ってください」とコメント。また、「僕たちは皆さんがいないと生きていけないし、もしファンの皆さんがいなかったら『今、自分は何をしてたんやろうな』って思います。僕たちを輝かせてくれるファンの皆さんが大好きです」（大西）、「今日の綺麗な景色を見せてくれたのは皆さんなので、もっとすごい景色を僕たちが見せると約束します」（西村）と、飾らない言葉で思いを伝えた。
リーダーの岡��は「これまでメンバー5人でお互いに足りないところを補い合ったり、スタッフさんにも支えてもらったり、そしてなによりも、ファンのみなさんに支えられていると思っています。ペンライトを振ってもらえるだけでも元気をもらえるし、声を出してもらえるだけでもより良いパフォーマンスをしようという気持ちになるし、いつも時間を作って僕たちに会いに来てくれて本当にありがとうございます。伸びしろいっぱいの僕らなので、これからも応援のほどよろしくお願いします！」とアピールした。
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取材・文／吉岡 俊 撮影／後藤 巧
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