マンU、去就不透明のFWサンチョと会談へ…ドルトムントは再レンタルを検討か

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2024年06月05日 16:51  サッカーキング

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今季後半はドルトムントでプレーしたサンチョ [写真]=Getty Images
 マンチェスター・ユナイテッドがイングランド代表FWジェイドン・サンチョとの話し合いに臨むようだ。4日、イギリス紙『ミラー』やスポーツ専門チャンネル『ESPN』が伝えている。

 現在24歳のサンチョはマンチェスター・シティの下部組織出身で、2017年夏にドルトムントへ完全移籍で加入した。徐々に出場機会を増やすと、加入後の4シーズンで公式戦通算137試合に出場し50ゴール64アシストを記録するなど攻撃の主軸として躍動。2021年夏には推定8500万ユーロ(約144億円)の移籍金でマンチェスター・ユナイテッドへ活躍の場を移した。

 加入後の2シーズンはウイング(WG)の主力として多くの試合に出場したものの、在籍3年目の2023−24シーズンは規律問題およびエリック・テン・ハフ監督との関係性悪化により、トップチームから半ば追放状態に。1月に古巣ドルトムントへ復帰すると、背番号「10」を着用し、公式戦21試合出場3ゴール3アシストという成績を残した。

 6月末のレンタル期間満了に伴い、今夏にマンチェスター・ユナイテッドへ復帰することとなるサンチョだが、その去就は依然として不透明。今回の報道によると、クラブはプレシーズンのトレーニング開始前に同選手および代理人と会談を行い、今後の計画を決定したいと考えているとのこと。市場価値が高く高給を受け取っていることから、困難な交渉が予想されるものの、現時点でクラブは完全移籍での放出も視野に入れているようだ。なお、ドルトムントはサンチョの残留を望んでいるが、完全移籍での獲得が困難なことから、再レンタルを検討しているという。

 サンチョ自身はテン・ハフ監督の下でのプレーを望んでおらず、ドルトムント残留を前向きに検討している模様。しかしながら、テン・ハフ監督の進退も依然として不透明なため、新シーズンをマンチェスター・ユナイテッドの一員として迎える可能性も否定はできないと伝えられている。

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