広島、投打噛み合い連敗ストップ　森下8回無失点で5勝目＆防御率トップ浮上！

○ 広島 6 − 0 日本ハム ●
＜2回戦・マツダスタジアム＞

　広島は5月30日のオリックス戦から続いていた連敗を「5」でストップ。貯金は再び「3」となり、ロッテに敗れたリーグ首位・巨人とのゲーム差を0.5に縮めた。

　広島打線は初回、1番・秋山が今季2号の先頭弾をバックスクリーン左へ運び先制。6回は先頭の秋山、続く野間の連打などで無死一、二塁とし、3番・小園の送りバントが相手先発・伊藤の一塁悪送球（記録は投安＋失策）を誘い2点目を奪った。なおも一死一、三塁で5番・田中が左犠飛を放ち3点目。8回は相手2番手・矢澤の乱調に乗じ、田中の右犠飛などでダメ押しとなる3点を加えた。

　先発の森下は立ち上がりから安定。1点リードの6回は無死一、二塁のピンチを招いたが、相手の上位打線を落ち着いて退けゼロを刻んだ。今季自己最長となった8回は3者凡退で終え、8回5安打無失点、5奪三振無四球の快投でお役御免。6点リードの9回は新助っ人のハーンが無失点で締め、5勝目（2敗）の森下は規定投球回に達し、防御率1.16は両リーグを通じトップとなった。