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放送中のドラマ『イップス』(フジテレビ系)が終盤に差し掛かり、注目度を増している。主演を務めるバカリズムの演技も好評だ。
芸人、脚本家として目覚ましい活躍を見せるバカリズムだが、俳優としても評価されていて…。
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■“イップス”を抱える2人のミステリーコメディ
『イップス』は、得意なことが突然できなくなる心理的症状「イップス」がテーマ。小説が書けなくなったミステリー作家・黒羽ミコと犯人を追い詰められなくなったエリート刑事・森野徹がぶつかり合いながらも、協力して様々な事件を解決するミステリーコメディだ。
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物語冒頭で犯人や犯行が明かされ、事件に隠されたトリックを2人が明かしていく。ミコ役を篠原涼子が、森野役をバカリズムが演じる。
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■バカリズムの演じる役は「ハマり役」
バカリズム演じる森野は、突拍子もない言動を取るミコに淡々とツッコミを入れる人物。あるテレビ局関係者は、この役柄は彼にハマっていると話す。
「独特の脱力感があるキャラクターは、普段テレビで見るバカリズムさんのイメージに近いです。こうしたキャラクターはセリフが聞き取りにくくなりがちですが、バカリズムさんは滑舌が良く、すんなり耳に入ってきます。感情をあまり表に出す役ではないですが、セリフの抑揚や細かい所作で巧みに表現しています」(テレビ局関係者)。
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■「どうやって台本を…」関係者から驚きの声
『家事ヤロウ!!!』(テレビ朝日系)や『林修の今知りたいでしょ!』(同系)、『バズリズム02』(日本テレビ系)など、バカリズムは多くのレギュラー番組を抱えている。そんな中、連続ドラマに出演したが、業界内ではこんな声が出ていて…。
「撮影現場では、『どうやって台本を覚えているの?』と驚く声があがっています。バラエティ番組のロケや打ち合わせが多数ある中、バカリズムさんはセリフが完璧に頭に入っていて、ミスもほとんどしないそうです」(前出・テレビ局関係者)。
4月に行われた『イップス』制作発表会見では、セリフに関して、「当日覚えている」と話していた。移動中や休憩中などわずかな時間で覚えているのかもしれない。
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■“3刀流”の活躍に期待
バカリズムは、2014年の『素敵な選TAXI』(フジテレビ系)や17年の『架空OL日記』(日本テレビ系)、昨年の『ブラッシュアップライフ』(同系)などの作品を手がけ、脚本家としても評価されている。
前出のテレビ局関係者は、「芸人、脚本家、そして俳優と、年々活躍のフィールドを広げています。複数のことを同事にこなせるのでしょう。これまでは自分が脚本を手がけるドラマに出るケースが多かったですが、『イップス』のように主演で起用されることも増えると思いますよ」と、期待を寄せる。
芸人、脚本家、俳優の“3刀流”の活躍に期待できそうだ。
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■執筆者プロフィール
斎藤聡人:1991年生まれ。『Sirabee』編集部記者。
某週刊誌の芸能記者を経て現職に。旧ジャニーズネタなど、芸能ニュースを中心に様々なジャンルを取材する。
チェーン店からローカル店まで様々な飲食店をめぐり、グルメ記事も手がける。仕事も兼ねた毎日のドラマ鑑賞が日課。
今期の推しは、『95』(テレビ東京系)、『Believe─君にかける橋─』(テレビ朝日系)、『イップス』(フジテレビ系)、『アンチヒーロー』(TBS系)。
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(取材・文/Sirabee 編集部・斎藤聡人)